株テーマ:テレワーク・遠隔医療の関連銘柄

情報通信白書によると、日本企業のテレワーク導入率は2018年は13.9%、2019年は19.1%と、欧米に比べてかなり低く、拡大余地が大きい。

新型肺炎の感染拡大防止のため、企業は予防策を強化している。安倍首相も予防策として「テレワークが有効」との認識を示している。これまでNTTグループが最大20万人にテレワークを推奨したことを始め、リクルート、ソニー、富士通、NEC、武田薬品工業、JTなど大企業が続々推奨している。働き方改革で注目されたテレワークだが、テレワークシステムの構築企業が新型肺炎関連銘柄として注目されてきた。

サイボウズのグループウェアGaroonのスケジュール機能と、ブイキューブのV-CUBEミーティング5(ウェブ会議)を連動させ、ウェブ会議の予約が簡単に完了する。ビーブレイクシステムズはジャパンメディアシステムが提供するWeb会議システム「LiveOn」を販売している。

遠隔医療ではブイキューブ、オプティム、サン電子が注目される。

1973NECネッツエスアイ
NECネッツエスアイの「持ち出しマイデスク」はiPhoneやアンドロイドスマホから社内の自席パソコンをリモートアクセス出来る。訪問先、移動時間、出張先と環境を問わず、社内全ての企業システムを利用出来るメリットがある。

3040ソリトンシステムズ
在宅勤務を実現する業務用リモートデスクトップや、Office 365 のメールやスケジュールをモバイルで利用する。

3565アセンテック
在宅勤務を促進する仮想デスクトップやインフラソリューションに関わる製品を提供

4776サイボウズ
業務を効率化するグループウェアでシェアが高く、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、在宅勤務を支援するサイボウズクラウドサービスを中国本土と香港企業に無償で提供することとなった。数万人規模でも利用できる高いスペックの「Garoon」、営業の案件管理などの業務アプリ構築クラウドサービス「kintone」などが主力ツール。

またサイボウズのグループウェアGaroonのスケジュール機能と、ブイキューブのV-CUBEミーティング5(ウェブ会議)を連動させ、ウェブ会議の予約が簡単に完了するメリットもある。サイボウズはグループウェアのビジネスチャット部門で顧客満足度1位を獲得しており、ブイキューブとはトップシェア同士の連携が魅力。

3681ブイキューブ
新型肺炎対策で、企業のテレワーク利用が拡大し、遠隔地の相手と映像でつながるウェブ会議システムのブイキューブが人気化している。元々働き方改革の一環や、東京五輪の通勤混雑対策で時差出勤やテレワークが推奨されており、新型肺炎が終息しても一定の需要は保つと見られる。ブイキューブは、ウェブ会議やテレビ会議のクラウド市場でトップシェアを誇り、導入実績は5000社以上となっている。2020年3月10日にはソースネクストとテレワークで協業。ブイキューブが提供するテレワークソリューションをソースネクストのチャネルで販売する。

高品質のクラウド型ウェブ会議サービス「V-CUBE ミーティング」は、無料トライアルも用意されており、最大入室数50人と手軽なベーシックコースは月額2000円(12ヶ月分の一括払い)から利用出来る。複数拠点からのコミュニケーションを可能にするツールで、テレワークには最適と言えそうだ。

3694オプティム
遠隔作業支援サービス「Optimal Second Sight」のOEMサービスである「Generation-Eye(G-eye)」が、国土交通省が提供している新技術情報提供システムNETISに登録されている。

テレワーク・遠隔医療 関連銘柄

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