5401 日本製鉄
2025年10月3日 株価 | |||
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始値
600円
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高値
608円
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安値
599円
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終値
605円
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出来高
13,273,900株
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オシレータ分析 | トレンド分析 | 予想レンジ | |
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予想高値
630円
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予想安値
580円
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オシレータ分析

オシレータ系指標は、相場の強弱動向を表した指標で、日々の市場の値動きから、株価の水準とは無関係に売り・買いを探ります。
売買シグナルは 内にまたはで表示されます。
RSI | 9日 19.7 | RCI |
9日 -91.67 13日 -96.84 |
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ボリンジャーバンド |
+2σ 677.39 -2σ 558.1 |
ストキャススロー |
S%D -215.09 %D 4.45 |
ストキャスファースト |
%K 11.36 %D 4.45 |
ボリュームレシオ | 14日 30.06 |
移動平均乖離率 | 25日 -5.57 | サイコロジカル | 12日 25 |
トレンド分析

トレンド系指標は、相場の方向性・強さを判断する指標で、中長期の分析・予測に使われます。トレンド転換時は内にまたはで表示されます。現在のトレンドはまたはで表示されます。
DMI | MACD | ゴールデンクロス | |||
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5日移動平均(位置) | 5日移動平均(向き) | 25日移動平均(位置) | |||
25日移動平均(向き) | パラボリック |
チャート分析

酒田五法や一目均衡表などローソク足変化シグナル(当日示現のみ)は、内にまたはで表示されます。独自のHAL指数で高値圏、安値圏を判定し、実戦的なシグナルです。
十字足 | はらみ十字 | 上ひげ・下ひげ |
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出会い線 | 三点童子 | 三点童子(安値・高値) |
包み足 | 赤三兵・黒三兵 | 並び赤・並び黒 |
明けの明星・宵の明星 | 三役好転・三役逆転 | 雲上抜け・下抜け |
転換線上抜け・下抜け | 遅行線上抜け・下抜け | 五陽連・五陰連 |
5401 日本製鉄の投資戦略
5401 日本製鉄の株価は、オシレーター系指標では中立圏で推移しています。トレンド系指標は下降トレンド継続中で、戻り売りゾーンです。オシレータ系指標は「買われ過ぎ」、「売られ過ぎ」を示すテクニカル指標の総称です。一定の範囲で動くため振り子系指標とも呼ばれます。RSIやストキャスティクスが代表的です。トレンドフォロー系指標は、株価が上がり続けると指標も上がり、下がり続けると指標も下がるタイプです。移動平均やMACDが代表的です。
5401 日本製鉄のテクニカル売買シグナル
株式売買シグナルが点灯しています。このページ下部のオシレーター分析、トレンド分析、チャート分析でご確認ください。オシレーター分析、チャート分析では変化点をキャッチした日に売り買いサインが点灯、トレンド分析では現在の方向を矢印で示します。
5401 日本製鉄の関連ニュース
今回の投資は、日鉄がUSスチールを通じて2028年までに総額約110億ドル(約1兆6000億円)を投じる計画の一環であり、買収金額とは別枠となる。巨額の設備投資はトランプ米政権に対する雇用・生産維持の約束を反映したもので、米国内での事業基盤強化に直結する。
USスチールは老朽化した設備が多く、近年は競争力の低下が課題となっていた。日鉄の支援のもと、先進的な生産体制へ移行することで、自動車産業をはじめとする需要家への供給安定と収益改善を図る。米鉄鋼業界では保護貿易政策の下で設備更新が進むが、日鉄の戦略的投資によりUSスチールの再建が本格的に動き出した格好だ。
今回のプロジェクトは、日鉄が持つ高効率かつ低炭素の電炉技術をUSスチールに提供し、長年業績低迷に苦しんできた同社の競争力回復を後押しする狙いがある。従来の高炉方式に比べ二酸化炭素排出量を大幅に削減できる電炉は、欧米で進む脱炭素政策を追い風に需要が高まっている。
USスチールはエネルギーコスト高や中国鋼材の供給圧力で収益改善に遅れが生じてきた。今回の日鉄による技術支援と投資コミットメントは、経営基盤の強化だけでなく、北米市場での競争力向上を狙う意味合いが大きい。
日本製鉄にとっても、米国市場の拡大は世界戦略の中核を担う。中国鉄鋼大手の攻勢が強まるなか、低炭素技術を武器に米国需要を取り込むことで収益の安定化を図る方針だ。
5352黒崎播磨にTOB 完全子会社化を目的 1株4200円 買付代金は757億円
1件目の訴訟は、米国の対米外国投資委員会(CFIUS)とバイデン大統領による審査手続きが適正さを欠き、政治的な目的で買収を阻止したと主張。これにより米国の国家安全保障強化に資する買収が阻害されたとして、ワシントンD.C.の裁判所に提訴した。
2件目は、米国企業クリーブランド・クリフス社やUSW(全米鉄鋼労働組合)幹部が市場独占を目的に共謀し、USスチールの競争力を損なわせる違法行為を行ったとして、ペンシルバニア州の裁判所に提起された。
日本製鉄は「この買収は米国鉄鋼産業の再活性化と競争力向上をもたらす」とし、米国社会や従業員、株主の利益に資するものであると強調。同社は総額約27億ドル(約3600億円)の投資計画を打ち出しており、地域コミュニティへの貢献も約束している。
Kami鉱山は直接還元鉄製造に適した高品位鉄鉱石を産出する希少な資源地で、年間生産規模は約900万トンを予定。鉄分含有率67.5%以上を誇り、カーボンニュートラル鉄鋼生産プロセスの実現を目指す日本製鉄にとって、原料の安定供給を確保する重要な一手となる。
日本製鉄は、カーボンニュートラル鉄鋼生産プロセスの実現に向けて「大型電炉での高級鋼製造」を目指しており、そのためには良質なスクラップおよび直接還元鉄が必要不可欠だ。
今回の取り組みは、水素を活用した直接還元鉄技術の開発と組み合わせることで、環境負荷の低い鉄鋼生産を加速させる狙いがある。日本製鉄の脱炭素戦略の中核を担うプロジェクトとして、今後の進展が注目される。
内外の実需やスプレッドの改善が見込めず厳しい状況下でも実力ベース事業利益では見通しを堅持するも、在庫評価差などの影響が大きく減益の見込みとしている。
日本製鉄の株価は3.38%高の3213円で推移している。PERは10.33倍、配当利回りは4.97%。
NS Koteは、持分法適用会社であるCalvertの全持分を有する持株会社。Calvertは米国で鋼板を製造販売する企業で、NS Koteが50%、ArcelorMittalの完全子会社であるAM Calvert LLCが50%を持つ。USスチールの買収実行後に日本製鉄がCalvertの持分保有を継続することから生じ得る、米国競争法上の懸念に対応することを目的とするとしている。
譲渡完了時点で連結決算上▲2300億円程度の事業再編損失を計上する見込み。▲1000億円程度がキャッシュアウトを伴う損失となり、残りはキャッシュアウトを伴わないとしている。
米国規制当局からの承認取得を含む前提条件が満たされることを前提として、2024年内に完了する予定。一方、買収が実現しない場合、本株式譲渡も実行されず、業績への影響も発生しないとしている。
日本製鉄は2023年12月に米USスチールを141億ドル(約2.1兆円)で買収すると発表している。
日本製鉄の2025年3月期1Qの事業利益は4.7%減の2369億円。通期は8月に6500億円→7000億円に上方修正している。
日本製鉄の株価は0.41%安の3131円で推移している。PERは9.2倍、配当利回りは5.11%。