株テーマ:水素の関連銘柄
水素関連株。
川崎重工は、水素事業規模見通しを2026年度に1400億円、2030年度に4000億円としている。2026年度は受入・出荷基地や運搬船が寄与。2030年度はファーストムーバー(2030年頃までに水素供給を開始する予定の事業者)チェーンなどが寄与する見通し。
川崎重工と日本水素エネルギー(JSE)は、2025年11月に液化水素基地「川崎LH2ターミナル」の起工式を開催。川崎LH2ターミナルは、液化水素貯蔵タンク、海上荷役設備、水素液化設備、水素送ガス設備、液化水素ローリー出荷設備を備えた液化水素サプライチェーン商用化実証の主要施設。商用化実証では、2030年度までに川崎LH2ターミナルと液化水素運搬船の運用を行いながら、国際水素サプライチェーンの商用化要件を国内で確認する。2030年度以降は、海外から調達した液化水素を液化水素運搬船で日本に輸入し、川崎LH2ターミナルで受入・貯蔵をした後、国内の水素需要家への供給を目指す。
岩谷産業は、2025年9月に豊田通商、ユーラスエナジーと共同で取り組むオンサイト型低炭素水素製造事業が経済産業省から水素社会推進法に基づく価格差支援の対象に認定。2027年3月に3社で合弁会社を設立し、2030年を目途に事業開始を目指す。


