株テーマ:燃料電池車(FCV)の関連銘柄

燃料電池車(FCV)関連株。燃料電池車(FCV)とは、燃料電池で水素と酸素を化学反応させて発電し、そのエネルギーでモーターを回し、走る車。走行時に発生するのは水蒸気のみで、大気汚染の原因となる二酸化炭素などは全く排出されない。地球温暖化対策が世界で注目されていることから、今後期待される。世界のFCV市場規模は2032年に4287億ドル(約64兆円)と2023年の4.7倍になるとの試算もある。


ホンダは、2024年夏に充電機能を備えたFCVを日本で発売する。水素を使わず充電だけで60キロメートル走行できる。

トヨタ自動車は、2014年12月にFCV「ミライ」の販売を開始。FCV(Fuel Cell Vehicle)はトヨタの燃料電池車「MIRAI(ミライ)」が先陣を切ったが、水素ステーションの普及が進まず、普及が遅れている。量産型セダンとして世界初の燃料電池車として登場し、走行中の二酸化炭素排出量がゼロ、短時間で水素燃料充填が可能で、航続距離も500キロメートル以上と期待は高い。

トラック業界も当面はEV(電気自動車)トラックに注力するが、30年代にはFCVトラックも主流になると見て、二本柱として期待が高まっている。EUが商用車の二酸化炭素排出量を25年までに現行比15%、30年までに30%の削減を求めていることが背景。

ダイムラーはFCVトラックを2020年代後半に量産する。傘下の三菱ふそうトラック・バスもコンセプトカーを発表している。いすゞはホンダと共同開発する。


■注目銘柄のトヨタ自動車の燃料電池車の今後の見通し
注目のトヨタ自動車は、EVと共に燃料電池車(FCV)を電動車の核と位置付けている。トヨタ自動車は、2014年12月に燃料電池車「ミライ」を発売したが、価格は約700万円と高額になっている。普及をさらに推進させるため、次期モデルを2020年以降に発売する方針を固め、次期モデルでは燃料電池システムなどのコストを半分以下とし、2025年を目途に4分の1まで引き下げる目標。世界で年3万台以上、国内で1万台以上の販売を目指す。

また、中国の北京汽車集団と燃料電池車(FCV)で提携した。燃料電池や水素タンクなどを傘下企業のバス向けに供給し、FCVバスを2022年の北京冬季五輪をめどに実用化させる目標。

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株式情報更新 (4月23日)


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