株テーマ:インフルエンザ薬の関連銘柄
インフルエンザ治療薬の関連銘柄。主なインフルエンザ治療薬はロシュの「タミフル」、国内では中外製薬が販売。グラクソスミスクラインの「リレンザ」の二品目が有力。国内では中外製薬(ロシュ)の「タミフル」、第一三共の「イナビル」、塩野義製薬の「ゾフルーザ」が主力。国内インフルエンザHAワクチン製造メーカーは、上場企業では第一三共、デンカ生研。
「アビガン(ファビピラビル)は、富士フイルム富士化学が2012年3月に錠剤タイプの新しい抗インフルエンザウイルス薬として製造承認を受けており、他の抗インフルエンザ薬が無効または効果不十分である場合に備える。
第一三共は、2024年10月に日本で初めての経鼻投与による季節性インフルエンザワクチン「フルミスト点鼻液」を発売。アストラゼネカ子会社のメディミューンとライセンス契約を締結し、開発した。
三菱ケミカルグループの田辺三菱製薬は、インフルエンザワクチン「ビケンHA・フルービックHA」を提供する。
NECは、2023年9月にインフルエンザを対象としたユニバーサルワクチンの設計技術開発がAMEDの令和5年度「ワクチン・新規モダリティ研究開発事業」に採択されたと発表した。複数の最先端AIを活用して広範なインフルエンザウイルス種に有効な免疫原性領域を特定し、ユニバーサルワクチンを設計する。対象は季節性インフルエンザに加え、将来パンデミックリスクがあるとされる新型インフルエンザも視野。プロジェクト開始から1年以内でワクチンの設計までを完了し、非臨床POC取得を目指す。
日東電工は阪大微生物研究会とインフルエンザワクチンを開発し、製品化を目指すなどの動きがある。