株テーマ:水道管(老朽化更新需要)の関連銘柄

水道管関連株では、2025年は水道管の破裂や漏水が起こると株テーマランキングが上昇するなど注目された。

また、政府は2025年6月に2026年度から2030年度までの5年間を対象とした「国土強靭化実施中期計画」を閣議決定した。事業費は20兆円とし、地震などの災害に備えて老朽化した公共インフラを更新する。水道関連では以下の2点が大きな柱となっている。

・上下水道の耐震化推進:大規模地震に備えた管路の更新を加速
・下水道管健全性確保:全国特別調査対象の約5000kmの下水道管の健全性確保率を2024年の0%から2030年に100%

2026年度からの水道管関連株の動向が注目される。


■水道管関連株の最新トピック(2026年)

●5262日本ヒューム
下水道関連事業でヒューム管の出荷や下水道管の更生・耐震化工事を展開する。

2026年3月には下水道管路の点検・診断分野における産業用ドローン等のデジタル技術活用を目的にLiberawareと資本業務提携した。


■注目銘柄の決算・業績予想修正アップデート

●1844大盛工業
・2026年3月 通期経常利益2.1億円→4.73億円 設計変更による収益増加や工事費低減などが寄与

●5262日本ヒューム
・2025年11月 通期経常利益30.5億円→34億円 採算改善や持分法投資利益が増加

●5602栗本鐵工所
・2025年3月期の経常利益:8.5%増の84.77億円
・2026年3月期の経常利益予想:12.7%減の74億円
・2025年11月 中間期経常利益24億円→33.13億円 グループ事業の収益性改善などが寄与


■水道管関連の注目銘柄

水道管の老朽化に伴い、関連企業への注目度が高まっている。特に、水道管の更新や水処理技術を持つ企業が今後の市場拡大の恩恵を受ける可能性が高い。


・1844大盛工業
東京都の上・下水道管の耐震化工事・老朽化した管の更新工事を落札。

・5602栗本鐵工所
ライフライン事業で水道用バルブや水道用ダクタイル鉄管を展開

・1417 ミライト・ワン
通信インフラ工事を主力とするが、水道管の更新工事にも対応。
官民連携(PPP/PFI)を活用し、水道事業への参入を強化。

・6361 荏原製作所
ポンプおよび水処理プラントの国内大手で、浄水場や下水処理施設の更新需要を取り込む。
老朽化対策として、大規模水処理施設のリニューアル案件が増加。

・6370 栗田工業
工業用水処理が主力だが、水道・下水道設備分野にも強みを持つ。
AIを活用した水道インフラの監視・管理システムを展開し、効率的な維持管理を支援。
水道管劣化予測技術を持つ米国企業に出資し、老朽化対策の精度向上を図る。

市場の展望

今後、水道インフラの老朽化対策は国や自治体の重要課題となる。公共投資の拡大やPPP/PFIスキームの活用が進めば、関連銘柄の業績にプラスの影響を与える可能性が高い。水道管の維持・管理、更新技術を持つ企業の成長性に注目が集まる展開となりそうだ。

水道管の劣化予測AIの普及により、以下の企業が市場で注目されている。

住友電気工業(5802)
光ファイバーやセンサー技術を活用したインフラ監視システムを展開。水道管の異常検知技術にも強みを持ち、劣化予測AIとの連携が期待されている。

日立製作所(6501)
AIとIoTを組み合わせた社会インフラ管理システムを提供。各自治体と連携し、水道管の劣化予測システムの導入を推進している。

日本ガイシ(5333)
水処理フィルターや耐久性の高いセラミック材料を提供。AIを活用した水道インフラの監視システムにも関与している。

クボタ(6326)
水道管の製造・販売を手がける大手で、AI技術を活用したインフラ維持管理に積極的。自治体向けのスマート水道システムを推進している。

オプテックスグループ(6914)
センサー技術に強みを持ち、水道管の漏水検知に応用。AIを活用した異常検知システムの開発を進めている。

水道管(老朽化更新需要) 関連銘柄

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株式情報更新 (5月16日)


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