4519 中外製薬
| 2025年11月28日 株価 | |||
|---|---|---|---|
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始値
8,330円
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高値
8,374円
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安値
8,250円
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終値
8,374円
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出来高
1,768,300株
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| オシレータ分析 | トレンド分析 | 予想レンジ | |
|---|---|---|---|
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予想高値
9,000円
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予想安値
7,700円
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オシレータ分析

オシレータ系指標は、相場の強弱動向を表した指標で、日々の市場の値動きから、株価の水準とは無関係に売り・買いを探ります。
売買シグナルは 内にまたはで表示されます。
| RSI | 9日 59.7 | RCI |
9日 36.67 13日 79.12 |
|---|---|---|---|
| ボリンジャーバンド |
+2σ 8527.76 -2σ 6012.68 |
ストキャススロー |
S%D 90.28 %D 83.97 |
| ストキャスファースト |
%K 52.85 %D 83.97 |
ボリュームレシオ | 14日 64.56 |
| 移動平均乖離率 | 25日 9.63 | サイコロジカル | 12日 58.33 |
トレンド分析

トレンド系指標は、相場の方向性・強さを判断する指標で、中長期の分析・予測に使われます。トレンド転換時は内にまたはで表示されます。現在のトレンドはまたはで表示されます。
| DMI | MACD | ゴールデンクロス | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 5日移動平均(位置) | 5日移動平均(向き) | 25日移動平均(位置) | |||
| 25日移動平均(向き) | パラボリック |
チャート分析

酒田五法や一目均衡表などローソク足変化シグナル(当日示現のみ)は、内にまたはで表示されます。独自のHAL指数で高値圏、安値圏を判定し、実戦的なシグナルです。
| 十字足 | はらみ十字 | 上ひげ・下ひげ |
|---|---|---|
| 出会い線 | 三点童子 | 三点童子(安値・高値) |
| 包み足 | 赤三兵・黒三兵 | 並び赤・並び黒 |
| 明けの明星・宵の明星 | 三役好転・三役逆転 | 雲上抜け・下抜け |
| 転換線上抜け・下抜け | 遅行線上抜け・下抜け | 五陽連・五陰連 |



4519 中外製薬の投資戦略
4519 中外製薬の株価は、オシレーター系指標では中立圏で推移しています。トレンド系指標は上昇トレンド継続中で、押し目買いゾーンです。オシレータ系指標は「買われ過ぎ」、「売られ過ぎ」を示すテクニカル指標の総称です。一定の範囲で動くため振り子系指標とも呼ばれます。RSIやストキャスティクスが代表的です。トレンドフォロー系指標は、株価が上がり続けると指標も上がり、下がり続けると指標も下がるタイプです。移動平均やMACDが代表的です。
4519 中外製薬のテクニカル売買シグナル
株式売買シグナルが点灯しています。このページ下部のオシレーター分析、トレンド分析、チャート分析でご確認ください。オシレーター分析、チャート分析では変化点をキャッチした日に売り買いサインが点灯、トレンド分析では現在の方向を矢印で示します。
4519 中外製薬の関連ニュース
(4519)中外製薬が24日発表した2025年1~9月期連結決算(IFRS)は、純利益が前年同期比3%増の3056億円だった。関節リウマチ治療薬「アクテムラ」の輸出や抗がん剤「フェスゴ」の国内販売が好調で、1~9月期としては2年連続で過去最高益を更新した。一方で、市場予想(QUICKコンセンサス、3301億円)には届かなかった。売上収益は9116億円(同5%増)、営業利益は4298億円(同2.7%増)。主要製品「ヘムライブラ」や「バビースモ」も堅調で、製商品売上高は7,946億円と5.9%増加した。
2025年12月期の通期業績予想は売上収益1兆1900億円(前期比1.7%増)、営業利益5700億円(同2.5%増)、純利益4100億円(同3.2%増)と据え置いた。創業100周年を記念し、年間配当を普通配100円、記念配150円の計250円とする。
また同日、国内バイオベンチャーのレナリスファーマを11月末に完全子会社化すると発表した。指定難病の腎疾患「IgA腎症」を対象とする治療薬「スパルセンタン」の日本・韓国・台湾での独占的開発・販売権を取得する。買収対価は一時金150億円に加え、開発進捗に応じ最大160億円のマイルストンを支払う。スパルセンタンは米欧で承認済みの新薬であり、中外製薬は自社開発中の核酸医薬「セファキサーセン」とあわせ、腎疾患領域の治療体系を強化する狙いだ。
財務基盤は堅固で、9月末時点の自己資本比率は86.6%、ネット現金は8824億円。フリーキャッシュフローは1812億円の黒字と高水準を維持している。業績は安定成長を続けつつ、研究開発と戦略的投資を両立させる構えを見せた。
2年連続の最高益維持は評価できるが、市場予想未達と新薬開発費用の増加が重荷。短期的には株価上昇余地は限定的だが、腎疾患領域強化による中長期の成長ポテンシャルは高い。
契約条件では、中外製薬がラニに契約一時金として1000万ドル(約15億円)を支払うほか、開発段階に応じ最大7500万ドル、販売進捗に応じ最大1億ドルの追加支払いの可能性がある。また、同様の条件で最大5品目まで対象を拡大できるオプションも設定しており、総額は10億ドル超に達する可能性がある。
業績面では、2024年12月期に売上高1兆1706億円(前年同期比5%増)、営業利益5420億円(同23%増)と増収増益を達成。主力の血友病治療薬「ヘムライブラ」が海外で伸びたほか、がん免疫薬「テセントリク」も堅調に推移した。2025年12月期は売上高1兆1900億円、営業利益5700億円を計画しており、2期連続の増益を見込む。配当も大幅増の1株250円を予定する。
ラニ社との提携は、注射型から経口型への転換を通じて希少疾患領域での競争力を一段と強化する布石となる。市場では「長期的に新たな成長ドライバーになり得る」との見方が出ている。
成長領域である希少疾患と経口バイオ薬の融合は中外の研究開発力を際立たせる。堅調な利益成長と高い株主還元姿勢も評価材料で、中長期的な株価上昇余地は大きい。