株テーマ:次世代蓄電池 リチウム空気電池の関連銘柄

リチウム空気電池は正極材で化学反応を起こし、負極のリチウムと反応させて電気をつくる仕組み。東邦チタニウムは車載電池向けに容量を5倍にする技術を開発。古河電池は負極材料にマグネシウムを使い、大容量空気電池を開発。トヨタは独BMWグループとリチウム空気電池を共同研究し、高容量の金属空気電池も研究している。国立研究開発法人「物質・材料研究機構」は、カーボンナノチューブ空気極により超高容量なリチウム空気電池を開発した。従来のリチウムイオン電池の15倍に相当する極めて高い蓄電容量を実現している。

「韓国サムスン電子が現行のリチウムイオン電池、次世代の全固体電池につづく、次次世代の空気電池を開発する」と、日経新聞が報じている。2030年までの実用化を目指し、試作品段階だが、小型軽量化が可能でEVの航続距離を飛躍的に伸ばすことが出来る。当面はリチウムイオン電池が主流、全固体電池の登場も2022年頃とされるが、電池の進化は止まらない。

風力発電、太陽光発電など、自然エネルギー利用のネックは天候による発電ロスであり、これを補うために、大容量蓄電システムの利用が不可欠。リチウムイオンキャパシターは、リチウムイオン電池とコンデンサーの中間的存在。電池より容量が小さいが、瞬時に充放電が可能。経産省は、蓄電池の新たなイノベーションや用途の拡大を促し、国際競争力を高めるために「蓄電池システム産業戦略研究会」を設立(2009年5月)。

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