株テーマ:スマートグラスの関連銘柄

スマートグラス(ARグラス)関連株。スマートグラスやAI(人工知能)を活用して技術継承をする取り組みなどが進む。5Gを活用し、製造現場やゲームなど幅広い分野の需要を掘り起こす可能性がある。フィジカルAIは、現実世界の情報をAIが理解し、処理を行い、XRやセンサー、スマートグラスなどを通じて、人々の体験や行動に直接作用する新しいインターフェースとして期待されている。


三井化学は、ARグラスに用いられるWaveguide向け樹脂ウェアDiffrarの開発を進めている。2025年12月には屈折率1.67及び1.74で12インチサイズのARグラス向け光学樹脂ウエハを開発した。

Jig.jpは、2025年12月に一般向け商用AR Glassを提供する新事業を開始する。ウェイブガイド光学技術を持つCellidと眼鏡の産地である鯖江で高いデザイン力と製造実績を持つボストンクラブと協業体制を構築。初期コストとして約3億円の支出を見込む。本格的な販売開始時期は2026年4月以降を予定する。

ロゼッタは飛鳥建設とウエアラブル通訳デバイス「T-4PO」の製品化に向け共同研究。産業用スマートグラス「HMT-1」を活用し、遠隔地にいる技術者とのタイムリーな情報共有や同時通訳機能による外国人技術者とのコミュニケーションを実現。建設現場のビッグデータ蓄積などでAIの活用に生かす。

日本電気硝子は、ARやMR対応のスマートグラス用に世界最高屈折率と内部透過率を備えた基盤ガラスを開発した。視野角の拡大と明るい映像表示が可能になる。

エプソンは、Android 4.0を搭載したメガネ型ウェアラブル端末「Moverio(モベリオ)」を発売。ジェイアイエヌが開発した「MEME(ミーム)」加速度センサーで活動量を計測し、瞬きや目の動きから集中力や疲労度、眠気などを測ることができる。デンソーと共同で、居眠り運転防止システムの開発も進める。

ソニーは「Smart Eyeglass」を開発中。ミズノは、リアルタイムでランニングをサポートするスポーツ用ウエアラブルグラス「スカウター」を開発。昭和電工は、マイクロ波化学とウエアラブル端末のタッチパネル向け新素材を開発。「銀ナノワイヤ」でパネルの曲面加工が容易となり、メガネ型端末などの採用を狙う。サン電子は、ARを用いたスマートグラスで産業用機械メーカー向けのアフターサービスを支援するプラットフォームを開発する。オプティムは世界発の遠隔作業支援専用スマートグラス「Remote Action」を開発し、損保ジャパン日本興亜で火災保険の対象査定などに利用している。

QDレーザは、2020年10月にメガネブランド「Zoff」を運営するインターメスティックと次世代メガネであるスマートグラスの共同開発・商用化で業務提携した。

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株式情報更新 (12月14日)


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