4901 富士フイルム HD
2021年3月8日 株価 | |||
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始値
6,127円
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高値
6,152円
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安値
6,070円
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終値
6,090円
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出来高
1,222,800株
|

オシレータ分析 | トレンド分析 | 予想レンジ | |
---|---|---|---|
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![]() |
予想高値
6,400円
|
予想安値
5,800円
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オシレータ分析

オシレータ系指標は、相場の強弱動向を表した指標で、日々の市場の値動きから、株価の水準とは無関係に売り・買いを探ります。
売買シグナルは 内にまたはで表示されます。
RSI | 9日 35.34 | RCI |
9日 -46.67 13日 -76.37 |
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ボリンジャーバンド |
+2σ 6657.7 -2σ 5429.48 |
ストキャススロー |
S%D 42.85 %D 25.11 |
ストキャスファースト |
%K 8 %D 25.11 |
ボリュームレシオ | 14日 43.04 |
移動平均乖離率 | 25日 -1.95 | サイコロジカル | 12日 50 |
トレンド分析

トレンド系指標は、相場の方向性・強さを判断する指標で、中長期の分析・予測に使われます。トレンド転換時は内にまたはで表示されます。現在のトレンドはまたはで表示されます。
DMI | MACD | ゴールデンクロス | |||
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5日移動平均(位置) | 5日移動平均(向き) | 25日移動平均(位置) | |||
25日移動平均(向き) | パラボリック |
チャート分析

酒田五法や一目均衡表などローソク足変化シグナル(当日示現のみ)は、内にまたはで表示されます。独自のHAL指数で高値圏、安値圏を判定し、実戦的なシグナルです。
十字足 | はらみ十字 | 上ひげ・下ひげ |
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出会い線 | 三点童子 | 三点童子(安値・高値) |
包み足 | 赤三兵・黒三兵 | 並び赤・並び黒 |
明けの明星・宵の明星 | 三役好転・三役逆転 | 雲上抜け・下抜け |
転換線上抜け・下抜け | 遅行線上抜け・下抜け | 五陽連・五陰連 |
4901 富士フイルム HDの投資戦略
4901 富士フイルム HDの株価は、オシレーター系指標では中立圏で推移しています。トレンド系指標は下降トレンド継続中で、戻り売りゾーンです。オシレータ系指標は「買われ過ぎ」、「売られ過ぎ」を示すテクニカル指標の総称です。一定の範囲で動くため振り子系指標とも呼ばれます。RSIやストキャスティクスが代表的です。トレンドフォロー系指標は、株価が上がり続けると指標も上がり、下がり続けると指標も下がるタイプです。移動平均やMACDが代表的です。
4901 富士フイルム HDのテクニカル売買シグナル
株式売買シグナルが点灯しています。このページ下部のオシレーター分析、トレンド分析、チャート分析でご確認ください。オシレーター分析、チャート分析では変化点をキャッチした日に売り買いサインが点灯、トレンド分析では現在の方向を矢印で示します。
4901 富士フイルム HDの関連ニュース
ノババックスワクチンはEUが合計2億回分の供給で契約間近とされており、日本では武田薬品工業が開発製造権を有している。武田は厚労省から300億円の助成金を得て、年間2億5000万分の製造能力を整備する。ノババックスワクチンは従来型の新型コロナについては有効性が95.6%、英国型については有効性が86%で、米国では最終治験を開始し、FDAが逐次審査で迅速化している。
富士フイルムホールディングスの株価は35円高の6204円で推移している。
米国の新拠点には、2万リットル動物細胞培養タンクを8基導入。今後同じサイズの培養タンクを最大32基まで拡張できるようにし、大量の原薬製造受託に対応する。また、年間3000万本以上の充填ができる全自動型製剤製造システムなどを導入し、大型の製造ラインや多様な製品形態に対応する包装ラインを設置。拠点内で原薬製造から製剤化・包装までを一貫して受託できる体制を整える。
バイオ医薬品のCDMO事業では、米国で2拠点、英国、デンマークの4拠点で展開し、英国では2020年3月に90億円、デンマークでは6月に1000億円の設備投資を決めている。
富士フイルムホールディングスの株価は62円高の5752円で推移している。
新拠点には細胞培養・精製のプロセス条件の実験・分析設備や細胞培養タンクなどを導入。生産プロセス開始から初期の臨床試験に用いる治療薬の原薬製造までを受託する。
遺伝子治療薬のプロセス開発・製造受託ビジネスでは、米国で2拠点、英国拠点の3拠点となる。米テキサス拠点では約130億円を投資し、プロセス開発棟の新設と原薬製造設備の増強を進めている。英国拠点では2021年春の稼働に向けた準備を進めている。
富士フイルムホールディングスの株価は206円高の5629円で推移している。
富士フイルムの治験では、「有効性を判断するのは困難」とするPMDA(医薬品医療機器総合機構)の審査報告書がまとめられている。アビガンと偽薬のどちらを患者に投与したかが分かる「単盲検」という手法で行われており、「二重盲検」に比べて科学的な根拠が劣るともされている。審議会の重要な判断材料だが、「承認は社会的に一定の意義がある」との記載が希望の灯火。
既に研究として新型コロナ治療に使用されていることから、承認して管理すべきとの意見も紹介している。富士フイルムも「特効薬とは言えない」立場ではあるが、解熱や肺機能の改善は見られるだけに、新型コロナへの適応拡大でより多くの患者に使えることが期待される。
アビガンについては、10月16日に新型コロナ治療薬として製造販売承認事項一部変更承認申請を出している。新型コロナウイルス感染症を対象とする医薬品等については、「生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがあり、承認された医薬品等がないことを踏まえ、他の医薬品の審査又は調査に優先して行う」と規定されている。早ければ11月中にも承認という見方があったが、厚生労働省の4月13日付け事務連絡でも優先審査が通達されており、そろそろとの期待が高まっている。
また、顧客の再生医療製品の生産プロセス開発・製造受託サービスも本格化させる。
富士フイルムホールディングスの株価は2円安の5658円で推移している。
また、2021年3月期第2四半期(4-9月)の営業利益は38.6%減の564億円となった。4-6月の45.1%減より改善した。バイオCDMO事業や電子材料事業などが伸びた。
セグメント別では、カラーペーパー・デジタルカメラ・車載レンズなどのイメージングソリューションの営業利益は▲21億円。4-6月の▲30億円から改善した。世界各国の多くの都市で外出規制や店舗の休業、各種イベントの自粛・中止などから販売が減少した。
医療画像システムやバイオ医薬品の製造受託、再生医療などのヘルスケア&マテリアルソリューションの営業利益は1.6%増の458億円。4-6月の4.7%減から改善した。病院への商談・設置の遅延や店頭イベントの中止、直営店の休止などが影響した。
なお、「アビガン」では、6月に海外展開に向けてインドのドクター・レディーズとGRAと提携し、ライセンス収入などで売上が増加した。10月には新型コロナウイルスを対象とした製造販売承認事項一部変更承認申請を行った。
バイオCDMO事業では、2021年4月からEli Lillyが開発している新型コロナウイルス向け抗体医薬品の原薬製造を受託。米ノババックスが開発している新型コロナウイルスのワクチン候補の原薬製造を受託。米政府の新型コロナウイルスのワクチン開発を目的とした官民連携プロジェクト「OWS」の一環として、製造設備拡張などを使途とする約270億円の拠出を受け、OWSが支援する新型コロナウイルスワクチン候補の原薬製造を行う計画。
カラー複合機などのドキュメントソリューションの営業利益は48.4%減の283億円。4-6月の40.8%減より悪化した。オフィスの閉鎖やテレワークの増加、アジア通貨安による為替のマイナス要因などが影響した。
富士フイルムホールディングスの株価は93円安の5421円で推移している。
また、アビガンの治療選択肢を広げるため、Carelinkと共同で注射剤の開発も行う。富士フイルム HDは、10月16日に「アビガン」の製造販売承認事項一部変更承認申請を行い、新型コロナ治療薬としての承認を目指している。
富士フイルムホールディングスの株価は11円高の5366円で推移している。
アビガンの物質特許は2019年8月18日で期限切れとなっているが、製法特許は5年間延長され、2024年8月18日まで有効となっている。これは新型インフルを想定したもので、新型コロナ治療薬に特許は及ばず、当初は富士フイルムの収益には貢献しないとみられていた。ところが7月にインドのドクター・レディーズに中国とロシアを除く全世界の製造販売ライセンスを与え、契約一時金や販売ロイヤリティを受けとることが明らかになっている。市場が認知していない特許の存在があるかも知れない。
ドクター・レディーズはインドやクウェートで販売する意向だが、世界的な生産体制を持っており、欧米の事業比率も高い。クウェートでは1000人規模の治験が行われており、新型コロナ感染者が米国に次ぐ二位の737万人となっているインドでは、既に承認されている。アビガンは5月に政府が44カ国に無償供与し、80カ国以上から要請があったようだ。日本の治験データを元に、海外でも承認され、ライセンス契約を取り付ければ、評価はさらに高まる。
富士フイルムホールディングスの株価は154円高の5486円で推移している。
EUVレジストは7nm世代で採用が始まり、DRAMにも採用されることから、市場規模は急拡大する見込み。韓国に対する輸出優遇措置撤廃で話題となった材料でもあり、関連銘柄は見直し買いとなりそうだ。
富士フイルムホールディングスの株価は39円安の5106円で推移している。
VLPセラピューティクスは、レプリコンを用いることで少量接種でも高い効果を発揮し、副作用リスクの低減や一部の遺伝子変異にも対応できる新型コロナワクチンの研究を進めている。2020年8月にAMEDが公募した「新型コロナウイルス感染症に対するワクチン開発」に採択され、今後臨床開発が行われる予定。
富士フイルムは、レプリコンを内包する脂質ナノ粒子製剤の生産プロセスを開発し、治療薬製造を行う。
2020年3月から非重篤な肺炎を有する新型コロナウイルス患者を対象に国内臨床第3相試験を開始。症状の軽快かつウイルスの陰性化までの時間を主要評価項目として有効性と安全性を検討。アビガン投与群で11.9日、プラセボ投与群で14.7日となり、アビガン投与で早期に症状を改善することを確認できたとしている。
今後は、試験の詳細なデータ解析や申請に必要な業務を迅速に進め、10月中にもアビガンの製造販売承認事項一部変更承認申請を行う予定。
富士フイルムホールディングスの株価は201円高の5238円で推移している。
英国政府は、2020年8月に米ノババックスから6000万回分を調達することを決めている。米ノババックスのワクチン候補は、2020年秋から米国や英国などで臨床第3相試験を開始する計画。
富士フイルムホールディングスの株価は67円安の5071円で推移している。
セグメント別では、カラーペーパー・デジタルカメラ・車載レンズなどのイメージングソリューションの営業利益は▲30億円(前期は45億円)。世界各国の多くの年で外出規制や店舗の休業、各種イベントの自粛・中止などから販売が減少した。
医療画像システムやバイオ医薬品の製造受託、再生医療などのヘルスケア&マテリアルソリューションの営業利益は4.7%減の180億円。病院への営業活動自粛や商談遅延、店頭イベントの中止などが影響した。
なお、「アビガン」では、2020年6月に海外展開に向けてインドのドクター・レディーズとGRAと提携し、ライセンス収入などで売上が増加した。
バイオCDMO事業では、米ノババックスが開発している新型コロナウイルスのワクチン候補の原薬製造を受託。また、米政府の新型コロナウイルスのワクチン開発を目的とした官民連携プロジェクト「OWS」の一環として、製造設備拡張などを使途とする約270億円の拠出を受け、OWSが支援する新型コロナウイルスワクチン候補の原薬製造を行う計画。
カラー複合機などのドキュメントソリューションの営業利益は40.8%減の129億円。オフィスの閉鎖やテレワークの増加で営業活動が制限されたことなどが影響した。
2021年3月期の業績予想を発表し、営業利益は25%減の1400億円とした。経済活動の再開と共に業績が徐々に回復することを見込む。
富士フイルムホールディングスの株価は60円高の5000円で推移している。
米ノババックスは、新型コロナウイルスワクチン候補「NVX-CoV2373」の製造に成功。オーストラリアで臨床第1相試験を実施している。また、2020年7月には米政府の官民連携プロジェクト「Opreration Worp Speed」から16億ドルの助成を獲得し、臨床第2/3相試験の推進と1億人分のワクチン供給を目指している。
富士フイルムホールディングスの株価は71円高の4777円で推移している。
ドクター・レディーズは、世界的なジェネリック医薬品会社でインドだけでなく欧米などでも事業を拡大。GRAはドバイを拠点に医療物資や医療サービスなどをワールドワイドに提供している。富士フイルムは2社と提携することで、アビガンの開発・供給体制をグローバルに構築する。
中国では物質特許が切れており、製造特許も強くないことからジェネリック医薬品を生産している。製造特許は存続しており、富士フィルムのアビガンとは若干異なるとされている。アビガンは新型インフル治療薬として開発されたもので、特許が延長されても新型コロナ治療薬に効力は及ばないとされていたが、今回のライセンス契約で見方が変わりそうだ。アビガンは、国内生産体制を拡大し3月上旬と比べて、7月には約2.5倍、9月には約7倍の生産を目指している。
富士フイルムホールディングスの株価は11円高の4621円で推移している。
※治験=薬事承認に向けた臨床試験
※臨床研究=未承認薬の有効性や安全性を調べる
※観察研究=医師判断で薬を投与し、患者の状態を観察する
バイオ医薬品大手バイオジェンのデンマーク製造子会社を約980億円で買収しており、動物細胞培養タンクを6基増設することで、2万キロリットルのタンクを12基保有することになる。バイオ医薬品や低分子医薬品のCDMO事業で掲げていた2021年度売上目標1000億円を達成し、今回の設備投資による増収効果を加えて、2025年度には2000億円以上の売上を目指す。
富士フイルムホールディングスの株価は33円安の4978円で推移している。
富士フィルムや藤田医科大学など3機関で治験が続行されており、6月いっぱいは続く見込みで、安倍首相が目指していた5月中の薬事承認は不可能となっている。
特に落ち込んだのはイメージングソリューション事業で、売上が14.0%減の3326億円、営業利益は51.0%減の251億円となった。中国工場の稼働延期で、インスタントカメラの「チェキ」やミラーレスデジカメが影響を受けた。アビガンについては、7月に3月比2.5倍の月間10万人分、9月に30万人分に増産する計画を示した。東京大の研究チームが現行の製造ルートに適用できるアビガンの効率的合成につながる触媒を開発し、合成過程で生じる廃棄物も大幅に減らせる技術を開発した。これを使えば製造能力は高まりそうだが、薬事承認申請は当局と調整中としている。
セグメント別営業利益では、カラーペーパー・デジタルカメラ・車載レンズなどのイメージングソリューションは51%減の251億円。新型コロナウイルスの影響で、中国工場での春節休暇の延長による稼働再開の延期や従業員確保問題による操業率低下、小売店の来客減や閉鎖などが影響した。
医療画像システムやバイオ医薬品の製造受託、再生医療などのヘルスケア&マテリアルソリューションは5.3%減の924億円。病院への営業活動自粛や商談遅延、店頭イベント中止などが影響した。
カラー複合機などのドキュメントソリューションは9%増の1050億円。業務改革による収益性の改善などが寄与した。
2021年3月期の業績予想は未定としている。
富士フイルムホールディングスの株価は29円安の4945円で推移している。
一括受託で生産プロセスの開発にかかる時間が従来より3~6カ月短くなるという。遺伝子治療薬の世界市場は年7割のペースで拡大し、2025年には4兆円に達する見込み。遺伝子治療薬の生産受託では世界シェアで上位5位に入る規模だが、生産の一括受託で世界首位を目指すとしている。
採取した検体を専用の前処理チューブに入れ、酵素溶液、試薬カートリッジ、マイクロ流路チップを装置にセットする数分の作業のみで、遺伝子検出に必要な煩雑な工程を全自動で行うことができ、検査時間を4~6時間から約75分に大幅短縮するとしている。
富士フイルムホールディングスの株価は185円高の5287円で推移している。
採取した検体を専用の前処理チューブに入れ、試薬カートリッジやマイクロチップを装置にセットする数分の作業のみ人手で行い、検査時間を75分と大幅に短縮した。
またチッソ子会社のJNCが、アビガンの中間体を熊本県水俣製造所で製造することも明らかになった。政府は緊急経済対策でアビガン増産支援のため139億円の予算を確保している。現在は富士フィルムの治験で96症例を集めるほか、医療機関による観察研究に限られているが、厚労省の特例認可に期待がかかっている。
富士フイルムホールディングスは発行済み株式総数の1.07%(430万株)を自社株買い。取得価額は150億円。取得期間は2020年3月16日から2020年4月30日としていた。
富士フイルムホールディングスの株価は44円安の5095円で推移している。
また、アビガンの原薬製造設備も増強して生産能力のさらなる拡大を図り、日本政府の備蓄増や海外からの提供要請に対応する。
富士フイルムホールディングスの株価は77円安の5395円で推移している。
富士フイルムホールディングスの株価は406円安の5326円で推移している。
中国がアビガンの後発医薬品生産を始めたため、中間体の輸入が滞っている。アビガンの原料となるマロン酸ジエチルを生産する(4061)デンカの役割も重要になってくる。アビガンは欧州14カ国を始め、50カ国と1億円相当の緊急無償資金協力も決まった。安倍首相は、アビガンの投与例は120例を超え、症状改善に効果があったとしている。
これまで培った検出ノウハウ・技術を活用し、逆転写反応とリアルタイムPCRに着目し、各段階で効率化を図り、合計約90分間反応時間を短縮できるPCR法向けの検査キットを開発。開発した検査キットと他社開発の新たなRNA抽出キットを組み合わせることで、4~6時間かかっていた新型コロナウイルス感染症の検出時間を約2時間短縮することが可能という。
富士フイルムホールディングスの株価は339円高の5764円で推移している。
富士フイルムホールディングスは発行済み株式総数の1.07%(430万株)を自社株買い。取得価額は150億円。取得期間は2020年3月16日から2020年4月30日。
富士フイルムホールディングスの株価は12円安の5425円で推移している。
アビガンは、日本国内で抗インフルエンザウイルス薬として2014年3月に製造販売承認を取得している薬剤で、ウイルスのRNAポリメラーゼを選択的に阻害することでウイルスの増殖を防ぐメカニズムを持っている。インフルエンザウイルスと同種のRNAウイルスである新型コロナウイルスにも効果が期待され、臨床応用への検討が進んでいるとしている。
富士フイルム富山化学は、アビガンの増産準備を進め、すでに生産をスタートさせている。今後、富士フイルムグループは、国内外のパートナーと連携体制を構築し、増産を加速させるとしている。
富士フイルムホールディングスの株価は2円安の5437円で推移している。
富士フイルムホールディングスの株価は700円高の5238円で推移している。
富士フイルムのADRは、5143円(+605)と13%上昇している。PTS(夜間取引)でも5238円(+700)とストップ高となっており、人気化が予想される。他の治療薬やワクチン開発銘柄にも波及しそうだ。
「新型コロナ治療薬」関連
3401 帝人
3407 旭化成
4541 日医工
4551 鳥居薬品
4901 富士フイルム HD
富士フイルムホールディングスの株価は322円安の4299円で推移している。