株テーマ:AI創薬の関連銘柄
AI創薬関連株。創薬プロセスの初期段階ではIT技術や経験を活かしながら医療薬候補となる化合物を選択する一方、膨大な時間と10億円単位の研究開発費がかかる。AI技術と製薬企業のデータを活用し、大幅なコスト削減や時間低減に繋げる技術開発が進む。
●オルツ
2024年4月にジーエヌアイグループと業務提携し、AIを活用した創薬プロセスの効率化と最適化を図る。
●エクサウィザーズ
AI創薬で第一三共と共同開発プロジェクトを実施。2023年からヒット化合物の創出プロジェクトを開始している。
●FRONTEO
自社開発の特化型AI「KIBIT」による文献情報などの解析を通して、疾患と創薬標的分子などの文献に記載のない未知の関連性を体系的に発見する独自技術を保有。この技術を用いたAI創薬支援サービス「Drug Discovery AI Factory」を提供する。
●NEC
2019年5月に最新AI技術群「NEC the WISE」を活用した創薬事業に本格参入すると発表。がんなどの先進的免疫療法に特化し、創薬事業の事業価値を2025年に3000億円まで高めることを目指す。
●リボミック
科学技術振興機構(JST)が実施する事業において、早稲田大学と共同で「人工知能技術を用いた革新的アプタマー創薬システム開発」(2018年度~2020年度)、「AIアプタマー創薬プロジェクト」(2021年度~2023年度)を進めている。AI技術を活用し、創薬期間の短縮や創薬成功率の向上を目指している。