株テーマ:トラクションモーター(eAxel)の関連銘柄

電気自動車(EV)用の駆動モーターシステム「eアクスル」は、モーター、インバーター、変速機(ギア)が一体となったトラクションモーター。


アイシンは、eAxleの開発を加速。2025年に第2世代、2027年に第3世代モデルの投入を目標としている。2025年に420万基の生産体制に向け、日本で1000億円、米中その他で1000億円の投資を計画する。eAxleは、アイシン、デンソー BleE Nexusの3社で共同開発している。

今仙電機製作所、ローム、マツダは、2022年11月にマツダのe-Axle構想を支えるインバータに関する共同開発契約を締結。ロームはSiCパワー半導体モジュール、今仙電機製作所はロームのパワー半導体を活用したインバータを開発する。

日本電産は、モーターとインバータ、ギアが一体化した駆動系中核部品のトラクションモーター「E-Axle」を展開。受注見通しは、2021年度70万台、2022年度125万台、2023年度220万台を計画。2022年~2025年に約3000億円を投資し、2026年3月期に世界で700万台分の生産能力確保を目指す。メキシコに新工場を建設する方針と報じられた。投資額は1000億円、2024年3月期にも着工するもよう。

デンソーとアイシンは、電動車両の駆動コンポーネントをパッケージ化した駆動モジュール開発・販売を行う合弁会社BluE Nexus(ブルーネクサス)を2019年4月に設立、2020年にはトヨタも出資した。2022年4月にeAxleを開発し、2022年5月12日にリース販売を開始するトヨタの新型BEV「bZ4X」に搭載される。

ヤマハ発動機は、2020年2月に四輪車を含めた電動モーターユニットの試作開発受託を開始。ハイパーEVをはじめとした高出力帯のモビリティ向けに最大出力350kWクラスの電動モーターユニットを開発し、2021年4月から試作開発の受託を開始。2022年1月にはスバルテクニカルインターナショナルが開発中のモータースポーツEV「STI E-RA」に搭載される電動モーターユニットを提供したと発表した。

明電舎は三菱アイミーブに供給。EV用駆動モーターなどEV事業を強化。2018年7月には国内3事業所で70億円の設備投資。2019年5月には中国子会社に41億円の増資を決定した。明電舎は100億円を投じて、EVモーターや関連部品を増産すると、報じられている。国内では22年3月期にEVモーターやインバーターなど主力製品の生産能力を年96万個と3年間で3倍に高める。環境規制が進む中国では、2021年に浙江省でEV向けモーターの工場を稼働させる。EVモーターの海外進出は初めてで、34億円を投じて年産17万個を生産し、中国現地メーカーや日系メーカーに販売する。EV関連売上を21年3月期の130億円から28年度に1000億円を目指すという。

三井ハイテックはモーターコアが好調。東芝は、フォードにハイブリッド自動車向け駆動用モーターを2012年から供給。

黒田精工はホンダ向けモーターコア回転子を独占。住友電工の、超低温下で電気抵抗がゼロになる超電導技術を取り入れた電気自動車用モーターは世界初。エンジンの代わりに超電導モーターと液体窒素による冷却装置で走行する。ダイキンは大阪府立大学と共同で、EV・HV向けの高効率モーターを開発した。新しい磁性材料で電力損失を最大4割削減する。三菱電機と金沢工大は電磁石タイプと永久磁石タイプを組み合わせた新型モーターを開発。低速時と高速時の効率低下問題を解決した。

住友ベークライトは、「電動アクスルへの樹脂の適用開発」が、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の、2021年度「脱炭素社会実現に向けた省エネルギー技術の研究開発・社会実装促進プログラム」に採択されている。電動アクスル(e-Axle)へ樹脂を適用すると、2040年には原油量換算約50万kL/年、二酸化炭素排出量換算約240万t/年の削減効果が見込める。

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