注目銘柄

(4004) レゾナック HD F2ケミカルズ売却と25年12月期決算予想
(4004)レゾナックは、英国のフッ素化合物子会社F2ケミカルズをRキャピタル・パートナーズに2025年6月30日付で売却することで合意した。F2ケミカルズは2008年、昭和電工時代に旭硝子(現AGC)などから買収した経緯がある。今回の売却は、グループの経営資源を半導体材料などの成長分野に集中する事業ポートフォリオ改革の一環だ。
レゾナックは「統合新会社の長期ビジョン(2021〜2030)」のもと、世界トップクラスの機能性化学メーカーを目指し、事業ポートフォリオの見直しを継続している。近年は半導体材料事業への注力を鮮明にし、石油化学など収益性や成長性が限定的な分野からの撤退や再編を進めている。これにより、コングロマリットディスカウントの解消と企業価値の最大化を図る方針だ。
2025年12月期連結業績予想
売上高:1兆4,220億円(前期比2.2%増)
営業利益:490億円(同45.0%減)
経常利益:380億円(同55.1%減)
最終利益:260億円(同64.6%減)
半導体材料やHDメディアの需要回復が期待される一方、黒鉛電極事業の不振や一部コスト増が利益を圧迫する見通しだ。円安効果や成長分野への集中による収益改善が今後の焦点となる。
レゾナックは「統合新会社の長期ビジョン(2021〜2030)」のもと、世界トップクラスの機能性化学メーカーを目指し、事業ポートフォリオの見直しを継続している。近年は半導体材料事業への注力を鮮明にし、石油化学など収益性や成長性が限定的な分野からの撤退や再編を進めている。これにより、コングロマリットディスカウントの解消と企業価値の最大化を図る方針だ。
2025年12月期連結業績予想
売上高:1兆4,220億円(前期比2.2%増)
営業利益:490億円(同45.0%減)
経常利益:380億円(同55.1%減)
最終利益:260億円(同64.6%減)
半導体材料やHDメディアの需要回復が期待される一方、黒鉛電極事業の不振や一部コスト増が利益を圧迫する見通しだ。円安効果や成長分野への集中による収益改善が今後の焦点となる。