株テーマ:ペロブスカイト太陽電池の関連銘柄

ペロブスカイト太陽電池関連株。ペロブスカイト太陽電池は、現在主力のシリコン系太陽電池より低温プロセスで製造することから、消費電力が小さく、材料に有機材料を用いるため、生産コストの抑制が期待される。また、軽量で柔軟性があるため、モバイル機器やIoT機器向けなどで用途拡大が期待される。

ペロブスカイト太陽電池の現状での世界最高効率は25%台だが、電動航空機やEV、ドローンなどへの用途拡大を目指すためには、軽量フレキシブル太陽電池で30%台の変換効率を実現する必要があるという。

東京大学大学院総合文化研究科の瀬川教授ら研究グループは、太陽電池の変換効率の飛躍的向上が期待できるペロブスカイト太陽電池とCIGS太陽電池を組み合わせたメカニカルスタックタンデム太陽電池の研究を推進。2022年7月に半透明なペロブスカイト太陽電池を作成することに成功し、CIGS太陽電池と組み合わせることで、26%の変換効率を持つメカニカルスタックタンデム太陽電池を実現したと発表した。本研究を発展させ、30%を超える軽量フレキシブル太陽電池を実現できる可能性があるとしている。

国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)は、2022年9月に太陽光に対して20%以上の光電変換効率を維持しながら、1000時間以上の連続発電に耐えるペロブスカイト太陽電池を開発したと発表した。


ホシデンは、ペロブスカイト型太陽電池事業に参入。2021年度にサンプル展開を行い、2022年に量産機を導入、2023年からの量産を目指す。

東芝は、フィルム型ペロブスカイト太陽電池を開発。2018年にエネルギー変換効率を14.1%、2021年9月に15.1%に高めた。2025年の実用化を目指すもよう。今後はエネルギー変換効率20%以上の実現を目指す。

積水化学工業は、「ペロブスカイト太陽電池」を2025年に事業化すると表明した。「ペロブスカイト太陽電池」は、材料をフィルムに印刷するように塗布するロールツーロール方式による製造が可能で、軽量で曲げられることから建物の屋根やビルの壁面などの活用が見込め、他社に先駆けて屋外実証実験を行ってきた。


新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、2兆円のグリーンイノベーション基金の一環として、次世代太陽電池開発プロジェクトに着手した。ビル壁面など既存技術では太陽電池を設置できなかった場所にも太陽光発電を導入するため、ペロブスカイト太陽電池の実用化を目指している。NEDOはペロブスカイト太陽電池実用化技術開発に154億円を支援し、1キロワット時20円の発電コストを目指す。

・採択事業
4204積水化学工業=超軽量太陽電池 R2R 製造技術開発
6502東芝=フィルム型ペロブスカイト太陽電池実用化技術
4118カネカ=高性能ペロブスカイト太陽電池技術開発


カネカは、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「グリーンイノベーション基金事業/次世代型太陽電池の開発」の助成金交付決定を受け、高性能ペロブスカイト太陽電池の実用化技術開発を加速する。

日本精化は、産業技術総合研究所と共同で、ペロブスカイト太陽電池向けに、添加剤を使わず高い光電変換効率を実現できる、新たな有機ホール輸送材料を開発した。20年以上の寿命を有する高効率ペロブスカイト太陽電池の開発を進める。

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株式情報更新 (9月30日)


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