7751 キヤノン
2025年2月7日 株価 | |||
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始値
4,843円
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高値
4,855円
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安値
4,752円
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終値
4,760円
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出来高
4,449,100株
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オシレータ分析 | トレンド分析 | 予想レンジ | |
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予想高値
4,900円
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予想安値
4,600円
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オシレータ分析

オシレータ系指標は、相場の強弱動向を表した指標で、日々の市場の値動きから、株価の水準とは無関係に売り・買いを探ります。
売買シグナルは 内にまたはで表示されます。
RSI | 9日 36.05 | RCI |
9日 -46.67 13日 -2.75 |
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ボリンジャーバンド |
+2σ 5201.93 -2σ 4800.99 |
ストキャススロー |
S%D 57.75 %D 45.46 |
ストキャスファースト |
%K 0 %D 45.46 |
ボリュームレシオ | 14日 40.39 |
移動平均乖離率 | 25日 -4.18 | サイコロジカル | 12日 50 |
トレンド分析

トレンド系指標は、相場の方向性・強さを判断する指標で、中長期の分析・予測に使われます。トレンド転換時は内にまたはで表示されます。現在のトレンドはまたはで表示されます。
DMI | MACD | ゴールデンクロス | |||
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5日移動平均(位置) | 5日移動平均(向き) | 25日移動平均(位置) | |||
25日移動平均(向き) | パラボリック |
チャート分析

酒田五法や一目均衡表などローソク足変化シグナル(当日示現のみ)は、内にまたはで表示されます。独自のHAL指数で高値圏、安値圏を判定し、実戦的なシグナルです。
十字足 | はらみ十字 | 上ひげ・下ひげ |
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出会い線 | 三点童子 | 三点童子(安値・高値) |
包み足 | 赤三兵・黒三兵 | 並び赤・並び黒 |
明けの明星・宵の明星 | 三役好転・三役逆転 | 雲上抜け・下抜け |
転換線上抜け・下抜け | 遅行線上抜け・下抜け | 五陽連・五陰連 |
7751 キヤノンの投資戦略
7751 キヤノンの株価は、オシレーター系指標では中立圏で推移しています。トレンド系指標は下降トレンド継続中で、戻り売りゾーンです。オシレータ系指標は「買われ過ぎ」、「売られ過ぎ」を示すテクニカル指標の総称です。一定の範囲で動くため振り子系指標とも呼ばれます。RSIやストキャスティクスが代表的です。トレンドフォロー系指標は、株価が上がり続けると指標も上がり、下がり続けると指標も下がるタイプです。移動平均やMACDが代表的です。
7751 キヤノンのテクニカル売買シグナル
株式売買シグナルが点灯しています。このページ下部のオシレーター分析、トレンド分析、チャート分析でご確認ください。オシレーター分析、チャート分析では変化点をキャッチした日に売り買いサインが点灯、トレンド分析では現在の方向を矢印で示します。
7751 キヤノンの関連ニュース
減益の主因は、メディカル事業におけるのれんの減損損失1,651億円を計上したことだ。これを除いた調整後の税引前当期純利益は前期比19.3%増の4,663億円となった。
事業別では、主力のプリンティング事業が7.5%増収の2兆5,227億円、29.4%増益の3,041億円と好調だった。半導体露光装置などのインダストリアル事業も13.3%増収の3,565億円、19.0%増益の704億円と伸長した。
一方、メディカル事業は2.7%増収の5,688億円にとどまり、のれん減損損失により1,395億円の損失を計上した。
2025年12月期の業績予想は、売上高4兆7,360億円、営業利益5,190億円、当期純利益3,640億円と増収増益を見込んでいる。
また、キヤノンは1,000億円を上限とする自社株買いの実施を決定した。取得株式数の上限は2,600万株で、取得期間は2025年2月3日から2026年1月30日までだ。配当については、2024年12月期の年間配当を前期比15円増配の155円とし、2025年12月期は5円増配の160円を予定している。
https://www.asset-alive.com/tech/code2.php?code=7751
現在、キヤノンのメディカル事業は、CT(コンピューター断層診断装置)やMRI(磁気共鳴画像診断装置)などの画像診断機器を中心に展開している。国内市場ではCTでトップシェアを誇るが、海外市場では独シーメンスや米GE、蘭フィリップスなどの大手に後れを取っている状況だ。
早期に2桁の利益率を達成し、BIG3に伍していける盤石な経営基盤を構築する目標達成に向け、キヤノンは研究開発投資の強化やM&Aを積極的に推進する方針だ。キヤノンの2023年12月期決算では、連結売上高が前期比3.7%増の4兆1810億円、連結営業利益が同6.2%増の3754億円となった。メディカル事業を含む新規事業の売上高は1兆2000億円近くまで成長し、全社に占める構成比は28%に達している。
メディカル事業の拡大戦略は、キヤノンの中長期経営計画「グローバル優良企業グループ構想フェーズ」の重要施策の一つだ。
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ArF露光装置は、光源としてフッ化アルゴンを用い、極めて微細な回路を半導体基板に形成する装置だ。スマートフォンや高性能コンピュータ向け半導体の製造で使用され、微細化が進む現代の半導体産業において欠かせない技術となっている。
ArF露光装置市場では、オランダのASMLや日本のニコンがリードしてきた。一方で、キヤノンは長らくこの分野から撤退していたが、今回の再参入は、市場需要の高まりと新技術の開発が背景にある。
特に、自動車向け半導体やIoT(モノのインターネット)関連デバイスの製造が増加しており、これらの分野での競争力強化を狙っている。また、技術革新により、製品のコストパフォーマンス向上や省エネ性能の向上が見込まれることも、再参入を後押しした要因だ。
キヤノンは、再参入に向けた製品開発や販売体制の強化を急いでおり、数年以内に本格的な展開が期待される。モルガン・スタンレーは投資評価「オーバーウェイト」を継続し、目標株価を5700円から6200円へ引き上げ、一段高を示唆している。
モルガン・スタンレーはキヤノンの堅実な業績回復と収益性の向上を評価している。特に、プリンター事業やデジタルカメラ市場でのシェア拡大が業績を下支えしており、医療機器分野や産業用装置など新規事業の成長もプラス材料とされた。また、為替の追い風も収益に寄与しており、今後も継続的な利益拡大が期待されている。
キヤノンは2024年12月期の連結純利益が前期比23%増の3250億円になる見込みとし、従来予想から100億円下方修正した。この修正の主な要因は、想定為替レートを円高方向に見直したことだ。それにもかかわらず、経費削減の努力により、過去最高だった2007年12月期以来17年ぶりの高い利益水準を維持する見込みだ。
一部地域で市場悪化の影響を受けたものの、オフィス向け複合機の堅調やネットワークカメラ、ミラーレスカメラなどの販売が好調に推移したとしている。
通期経常利益の業績予想は7月には4350億円→4650億円に上方修正していたが、10月24日に4555億円に下方修正した。前提為替レートを前回公表から米ドルで約4円、ユーロで約2円の円高を想定。直近の各ビジネスの状況をベースに高い競争力を持つ新製品の効果も加味したとしている。
キヤノンの株価は2.17%安の5004円で推移している。PERは14.88倍、配当利回りは2.99%。
売上高は9%増の4兆5400億円、営業利益は21%増の4555億円と予想されているが、それぞれ600億円、95億円の下方修正となった。2024年1~9月期の連結決算では、売上高が前年同期比7%増の3兆2361億円、純利益は19%増の2185億円となり、半導体露光装置や監視カメラなどの販売が好調だった。
通期の為替レートは1ドル=149円62銭、1ユーロ=163円19銭と設定され、ドルで約4円、ユーロで約2円円高方向に見直された。これにより海外収益の円換算値が目減りし、営業利益ベースで225億円のマイナス要因となるが、為替想定の変更を除いたベースでは130億円の上方修正となる。
今後の課題としては利益率の改善が挙げられる。キヤノンは2025年12月期に全社ベースで売上高営業利益率を12%以上とする目標を掲げているが、2024年12月期の予想は10%だ。特に「メディカル」部門の利益率引き上げが焦点であり、この部門は営業利益率が6%と他部門より低く、中国市場での販売困難も課題となっている。
7月には4350億円→4650億円に上方修正していた。新規事業の成長性や主力事業の市場競争力、新製品効果、為替レートの見直しを考慮したとしていた。
キヤノンの株価は0.98%高の5039円で推移している。業績予想修正後を前提としたPERは14.98倍、配当利回りは2.97%。
NIL技術を使用した半導体製造装置は、ウエハー上のレジストに回路パターンを刻み込んだ型をハンコのように押し付けて回路パターンを形成。光学系という介在物がないため、マスク上の微細な回路パターンを忠実にウエハー上に再現でき、低消費電力・低コストで既存の先端ロジック半導体製造レベルの5ナノノードにあたる最小線幅14nmのパターン形成が可能としている。
キヤノンの株価は3.2%高の4895円で推移している。PERは14.23倍、配当利回りは3.06%。
新素材は「ペロブスカイト層」と呼ばれる発電層を保護するために使用される。ペロブスカイト層は太陽光を電気に変換する重要な部分であるが、湿気や紫外線などの影響を受けやすく、劣化が早まるという課題があった。キヤノンが開発した新素材は、このペロブスカイト層を保護することで、劣化を防ぎ、製品寿命を延ばす効果がある。
キヤノンは、この新素材を2025年から量産開始する予定であり、ペロブスカイト型太陽電池の商用化に向けて加速していく。
ペロブスカイト型太陽電池は、軽量で柔軟性が高く、低コストで製造できることから、次世代太陽電池として注目されている。
50層を露光する最先端半導体では、EUV露光を使うのは2~3層、ArF液浸露光を使うのは最大10層を使用するという。キヤノンはi線露光装置で8割、KrF露光装置で3割弱の台数シェアがあるようだ。後工程(パッケージング工程)向けのi線露光装置では、市場を独占しているという。
エヌビディアのAI半導体向けで需要が急増し、TSMCやサムスン、インテルが注力する先端パッケージング領域でキヤノンは独り勝ちする部門を持つ。
前工程については、キオクシアや大日本印刷と共同開発したナノインプリントリソグラフィー装置を投入した。ロジック半導体で2ナノ世代の最先端に対応できる。ナノインプリントリソグラフィー装置はEUV露光装置と比べ、価格や消費電力を約10%下げられる。
キオクシアの3次元NANDフラッシュメモリー向けで量産のための検討が進められており、参入のチャンスがありそうだ。