注目銘柄

    注目銘柄 2025/8/19 06:49
    (8136) サンリオ 万博効果と中国人気で業績上方修正
    (8136)サンリオは、2026年3月期第1四半期の決算で万博グッズ「ミャクミャク」とのコラボ商品が好調に推移し、売上高430億円と前年同期比49.1%増、営業利益201億円と88.0%増、最終利益141億円と37.8%増となった。

    グローバルでのIP人気上昇や多キャラクター戦略が奏功し、インバウンド需要も店舗売上を大きく押し上げた。大阪・関西万博の公式キャラクターと連携した商品は、会期末まであと2ヶ月を残して高水準の集客・売上を維持している。7〜9月期も引き続き国内外で堅調推移し、中国市場における「ハローキティ」を中心としたライセンス事業の伸長が顕著となっている。

    北米・中国のライセンス収入は大幅増加し、サンリオキャラクター全体のIP価値向上が収益成長に直結している。これを受け、会社は2026年3月期通期予想を上方修正し、売上高1,688億円、営業利益673億円、最終利益475億円への増額を発表。利益率の高さに加えIP収益モデルの安定性が評価され、買いが集まった。ブランド力、グローバル展開、財務健全性ともに、今後も収益成長と配当拡大の期待が高い。

株式情報更新 (8月23日)


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