株テーマ:5Gからポスト5Gへ ポスト5Gの関連銘柄

ポスト5G関連株

世界的に5Gの本格サービスが相次ぎ始まり、2025年にはモバイル全体の3割を5Gが占める見通しとなっている。新しい通信規格の検討から商用化まではおよそ10年かかるため、世界でポスト5Gの6G開発の動きが始まっている。日本は5Gで遅れをとったため、政府が総合戦略を策定し、官民の開発を後押しする。

総務省は、2020年1月27日に有識者会議を立ち上げ。2020年4月8日に2025年をめどに6Gの主要技術を確立する戦略目標を公表した。税制優遇などによる開発環境の整備や情報通信研究機構を中心に産官学が連携する新組織も立ち上げ。6G関連の日本勢の特許シェア目標を10%以上とする。

6Gのスペックは通信速度が5Gの10倍の100Gビット/秒、同時にネット接続できる機器も10倍の1000万台/平方キロ、遅延ほぼゼロや電力消費を抑える技術、情報セキュリティ技術などが求められる。

現時点では理論上絶対に破れない量子暗号の東芝、日本電気や常温で作動し、光の特性を計算に利用する通信方式を開発するNTTが注目される。

NTTドコモは2020年1月に6Gに向けた技術コンセプトを公開した。


経産省は、5Gやポスト5Gの技術開発を進めるため、国内メーカーを700億円規模で支援するため、「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」採択企業を発表した。

・クラウドの高度化
6701日本電気
6702富士通

・光伝送システムの高度化
6701日本電気
6702富士通
4755楽天(楽天エレクトロニクス)
9432NTT(NTTエレクトロニクス)

・基地局の高性能化
6702富士通
4755楽天(楽天エレクトロニクス)
6701日本電気

・高速不揮発性メモリ技術の開発
6758ソニー(ソニーセミコンダクタソリューションズ)

・高周波デバイスの開発
5802住友電気工業

スマホが「10倍」高速になる第5世代移動通信システム(5G)。「高速・大容量」「超低遅延」「多数端末接続」が特徴で、IoT実現に不可欠な技術となる。5Gは動画配信から自動運転まで、新たなサービスを影で支える。

NTTドコモは、5Gに2023年までに1兆円規模の設備投資をする方針。一般消費者向けに加え、企業と共同で建機の遠隔操作や遠隔医療など新たなサービスを作る計画。2019年にプレサービスを開始。2019年にプレサービスを開始。2020年3月25日から商用サービスを開始。5G対応エリアは2020年3月末時点で全国150ヵ所、2020年6月末には全都道府県の少なくとも1か所で利用できるようにする。

ソフトバンクは5G商用サービスを2020年3月27日に開始する。開始当初は電波が使える範囲が狭いため、7都府県の一部に限られる。国内人口の9割が5Gを使えるようになる時期は2021年以降と見込まれている。

KDDIは、5G商用サービスを2020年3月26日から提供開始。全国15都道府県の一部エリアから開始し、2020年夏以降に全都道府県の主要都市に展開する予定。基地局数は2021年3月に約1万局、2022年3月に2万局超を計画する。

サイバーコムは通信向けソフトを開発。アルチザネットワークスは携帯電話の基地局向けなどの通信計測器を開発。5G対応のデータ処理迅速化などの研究開発に取り組む。ヨコオは車載用アンテナや社会インフラ用システムを開発。5Gに対応するシステムの開発も行っている。アンリツは通信系計測機器を手がける。携帯電話の基地局に関わる事業を展開。5Gの変調解析や波形解析に関する開発に着手している。理経は5G回線の送受信に向けたMIMOアナライザーのサービスを展開している。

JEITA(電子情報技術産業協会)は、5G市場の世界需要額は年平均63.7%増で成長し、2030年には168.3兆円と、2018年と比べると約300倍に拡大する見通しと、発表した。5Gにはパブリックエリアでキャリアの公衆網に接続する「WAN5G」と、クローズドな空間でプライベートに利用できる「ローカル5G」の2つがあるが、ローカル5G市場の世界需要額は年平均65.0%増で成長し、2030年には10.8兆円に拡大する見通しで、日本では2030年には1.3兆円の需要額となる見通し。

IoT機器は自動運転車やロボット、ネットワークカメラなどが需要を牽引するが、日本では、ロボットやドローン、自動運転車が需要を牽引し、ソリューションサービスとしては製造分野向けが需要を牽引すると予測している。

政府の統合イノベーション戦略推進会議は、2020年度の「統合イノベーション戦略」で、新型コロナウイルスの感染拡大でデジタル化の遅れが明らかになり、、AI(人工知能)や次世代通信規格の研究開発に集中投資すると、明文化した。


関連注目銘柄情報はこちら

ポスト5G 関連銘柄

ポスト5G 関連テーマ

5Gからポスト5Gへ
5G注目株① 5G注目株②機関投資家大量保有 5G①基地局設備投資は通信4社で4兆円規模 5G②基地局アンテナ 5G③MLCCの登場で搭載件数が飛躍的に増加 5G④液晶ポリマー(LCP)は5Gの主力基板材料 ポスト5G 光ファイバー ファーウェイ、日本部品調達を拡大 ローカル5G

会員ログイン

パスワードを忘れてしまった場合

申込みがまだの方