株テーマ:宇宙 みちびき(準天頂衛星)の関連銘柄

宇宙航空研究開発機構は、カーナビなどに利用されている衛星利用測位システム(GPS)を補強して精度向上を目指す準天頂衛星「みちびき」から測位信号を送り、高精度化と利用に向けた実証試験を始める。高い精度の位置情報を利用した、農業用トラクターの無人運転などの研究に役立てる。2010年に1号機を打ち上げ、2017年6月1日に2号機を打ち上げる。打ち上げには三菱重工のH2Aロケット34号機を使用する。今年度中に3基の打ち上げが予定されており、4基体制となれば、位置情報の誤差は数センチメートル以内と格段に改善する。コアはアイサンテクノロジーへ準天頂衛星対応受信機を供給する。

世界の宇宙関連ビジネスは、ロケットや衛星の開発にとどまらず、衛星の観測データを資源開発やまちづくりに役立てる事業にまで広がっている。米国の宇宙関連の市場規模は4兆円を超えるのに対し、日本は3000億円であることから、官民で宇宙関連ビジネスを開拓する取り組みを進める。

政府は公的な人工衛星が撮影した画像データを集めた基盤「テルース」を2021年を目途に民間に売却する方針と報じられた。衛星画像を活用し、交通量や農業、漁業の予測など幅広いビジネスでの活用が期待される。また、民間による宇宙旅行の実現に向け、2020年代前半に法整備を目指す方針。

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