株テーマ:宇宙 宇宙ごみ(スペースデブリ・アストロスケール)の関連銘柄

●宇宙ゴミ(スペースデブリ)の増加で衛星と衝突する危険性
●2020年代半ばに除去技術の確立を目指す

宇宙のゴミ(スペースデブリ)は、各国がロケット打ち上げなどで宇宙に漂うデブリが増加しており、通信衛星や気象衛星と衝突する危険が高まっている。政府は宇宙戦略基本方針にデブリ対策を盛り込み。2020年代半ばにも技術確立を目指す。民間企業もデブリ除去サービスの実用化に向けて動いている。

●OSG・ANA 20年までの実用化を目指す「アストロスケール」に出資
●日東製網 JAXAと技術を共同開発
●川崎重工 デブリ除去専用の小型衛星を開発

日東製網はJAXAと「デブリ」と呼ばれる宇宙のゴミを除去する技術を共同開発。無結節網技術を活かし、デブリ除去システムに必須の素材である「導電性網状テザー」と呼ばれる電気を通すひも状の開発に取り組む。宇宙ゴミを回収するアストロスケールにはANAとオーエスジーが出資する。2020年までの実用化を目指している。

2025年度に宇宙ゴミ除去サービスの商用化を目指す川崎重工はデブリ除去専用の小型衛星を開発。東京海上日動と三井物産と宇宙ゴミ除去の事業化に向け協業する。

世界の宇宙関連ビジネスは、ロケットや衛星の開発にとどまらず、衛星の観測データを資源開発やまちづくりに役立てる事業にまで広がっている。米国の宇宙関連の市場規模は4兆円を超えるのに対し、日本は3000億円であることから、官民で宇宙関連ビジネスを開拓する取り組みを進める。

政府は公的な人工衛星が撮影した画像データを集めた基盤「テルース」を2021年を目途に民間に売却する方針と報じられた。衛星画像を活用し、交通量や農業、漁業の予測など幅広いビジネスでの活用が期待される。また、民間による宇宙旅行の実現に向け、2020年代前半に法整備を目指す方針。

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