株テーマ:H3ロケットの関連銘柄
H3ロケット関連株。JAXAは、2024年7月1日、H3ロケット3号機を打ち上げ、地球観測衛星「だいち4号」を宇宙空間の目標軌道に投入することに成功した。今後、商業衛星の打ち上げ市場への参入を目指す。打ち上げ業務は将来的にH2Aと同様に三菱重工に移管し、国際競争で戦える輸送サービス確立を目指す。H3は今後20年間の運用が見込まれている。
H3ロケットの主エンジンであるLE-9は、三菱重工業が開発した液体水素・液体酸素エンジンで、直径5m、全長約16m、重量約20トン、最大推力約1,000トンという巨大なエンジン。燃焼効率と信頼性を高め、H3ロケットの打ち上げ能力を大幅に向上させている。H3ロケットは、低コスト化を目指して、次世代小型ロケット「イプシロンS」と部品を共通化。打ち上げ費用をH2Aの約100億円から約50億円に半減することを目指している。
■H3ロケットの最新トピック(2026年)
・最新の打ち上げスケジュール
H3ロケット6号機:2026年6月10日に打ち上げ予定(予備期間:6月11日~6月30日)
・H3ロケット9号機 打ち上げ延期
JAXAと三菱重工業は、2026年1月7日、2月1日に予定していたH3ロケット9号機による準天頂衛星システム「みちびき7号機」の打ち上げを延期すると発表した。H3ロケット8号機の打ち上げ失敗に関する原因究明と後続号機への影響評価を行う必要があるとしている。
・H3ロケット8号機 打ち上げ失敗
JAXAは、2025年12月22日、H3ロケット8号機による準天頂衛星システム「みちびき5号機」の打ち上げに失敗した。第2エンジン第2回燃焼が正常に立ち上がらず、早期に停止したことから、みちびき5号機を予定していた軌道に投入できなかったとしている。
■【厳選】H3ロケット関連の主要銘柄一覧
H3ロケットの開発には、JAXAを中心に、以下の企業が参画し、それぞれの専門性を活かして開発が進められている。
・IHIエアロスペース: 主エンジンLE-9の開発
・三菱重工業: H3ロケットの設計・製造、補助エンジンSRB-3の開発
・SUBARU: 主エンジンLE-9の燃焼器製造
・東レ: ファアリング(衛星収納)や固体燃料容器に炭素繊維を供給
・UACJ: ロケットの大型アルミ構造材を製造
・日本航空電子工業: 慣性センサーユニットを開発
・イーグル工業: 水素と酸素を分離するシールを製造








