株テーマ:金属リサイクルの関連銘柄

独立行政法人物質・材料研究機構は、危惧されている将来の金属資源の利用に対して、「都市鉱山」と呼ばれるこれまでわが国内に蓄積されリサイクルの対象となる金属の量を算定し、わが国の都市鉱山は世界有数の資源国に匹敵する規模になっていることを明らかにした。計算によると、金は、約6,800トンと世界の現有埋蔵量42,000トンの約16%、銀は、60,000トンと22%におよび、他にもインジウム61%、錫11%、タンタル10%と世界埋蔵量の一割を超える金属が多数あることが分かった。また、他の金属でも、国別埋蔵量保有量と比較すると白金などベスト5に入る金属も多数ある。銅やアルミ、ニッケルといった非鉄価格が上昇し、EV(電気自動車)の普及で電池部材用の需要も増えている。

政府が使われなくなった家電やパソコンの廃基盤など電子ごみの国内でのリサイクル体制を整備すると報じられた。2024年度からの3年間で300億円を投資し、金属の再利用を含む民間の設備投資を支援するとしている。脱炭素やデジタル関連で金属需要は伸びる見込みで、銅やレアメタルが海外に流出するのを防ぐ。

金属リサイクル 関連銘柄

金属リサイクル 関連テーマ

非鉄・貴金属
亜鉛 アルミ 金(貴金属) 金属リサイクル 銅(金属) 熱水鉱床

株式情報更新 (12月12日)


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