株テーマ:AI(人工知能)が拓く未来 AI翻訳(自動翻訳)の関連銘柄

政府は人工知能(AI)を使った高精度の同時通訳システムを2020年の東京五輪・パラリンピックまでに実用化する計画で、2019年度までに100億円を投じる。スマートフォンのほか腕時計や小型スピーカーなどの活用を想定。観光地にある看板をスマホカメラで撮影するだけで、自動で他の言語の翻訳をして表示するアプリケーションの開発も同時に行うという。ビジネスや観光、医療で課題となる言葉の壁をなくす。

総務省と情報通信研究機構(NICT)は、2017年9月、翻訳データを集積する「翻訳バンク」の運用を開始すると発表した。様々な言語の翻訳文例を蓄積し、インターネットで使う自動翻訳の精度を高める。

ロゼッタは、AIを使った機械翻訳を研究開発している。開発する「T-400」は、一般的な翻訳サイトに使われている翻訳エンジンとは異なり、専門分野ごとにAIを用いて翻訳エンジンを学習させることで、プロ翻訳者レベルの正確さを実現しているという。2000分野に細分化された専門分野のデータベースと、顧客が保有している文書で構築されたデータベースを組み合わせ、顧客向けにカスタマイズされた高精度の自動翻訳を提供する。2025年までに人間の翻訳者とほぼ同等の精度を持つ機械翻訳を完成させることを目標としている。

ブロードバンドタワーは、国立大学法人豊橋技術大学、日本マイクロソフトと協働。東京五輪が開催される2020年までに様々な言語による情報をリアルタイムに提供する翻訳サービスをインターネット上の様々なサービスで活用可能にすることを目指している。

AI(人工知能)は、膨大なデーターを処理するGPU(画像処理半導体)が、ディープラーニング(深層学習)研究を加速させた。ディープラーニングは、事前に特徴を定義することなく、コンピューター自らが物事の特徴を突き止め、認識する。IoTやビッグデータとの組み合わせで、飛躍的に進化すると見られ、IT大手が投資を加速させている。今後は人間のようななめらかな翻訳の実現、人との対話、感情理解、自動運転など職種によっては人を代替する可能性も出ている。

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