株テーマ:手術支援ロボットの関連銘柄

手術支援ロボットの関連銘柄。これまで手術支援ロボットは、米国の「ダビンチ」が市場を独占してきたが、2019年に大部分の特許が切れるため、国内でも研究が進む。また、遠隔地の患者を対象にしたロボット手術をオンライン診療の1つとして容認する動きもあり、遠隔医療の観点からも注目される。

川崎重工業とシスメックスは、医療用ロボット開発に向けたマーケティング会社「メディカロイド」を共同で設立し、2030年度に売上高1000億円を目指している。メディカロイドの内視鏡手術支援ロボットは2020年8月、厚労省から製造販売承認を受けた。2020年12月4日に発売。2020年度は日本での症例実績を積み上げ、2021年度から本格導入を開始。2023年度にはアジア圏で販売を始める計画。

2020年12月には、メディカロイドが開発した国産初の手術支援ロボット「ヒノトリ サージカルロボットシステム」で、神戸大学が前立腺がんの全摘出手術に成功した。神戸大学は21年から週に1回のペースでヒノトリを活用する見込みとしている。5Gを活用し、21年2月には遠隔手術の実証実験にも取り組む模様。

メディカロイドとオプティムは、シスメックスとともに、AI・IoTを活用した「手術支援ロボット」サービス・サポートシステムの開発を進めているが、オプティムはメディカロイドと次世代医療用ロボットのAI化に向けた業務提携を締結する。CTやMRIなどの医療用画像撮影装置や三次元位置計測装置など様々なセンサーを利用し、AIを使って、手術前に作成した治療計画データと手術中に獲得したデータを統合して、手術支援ロボットによる「手術ナビゲーションシステム」の開発が期待される。川崎重工業とオプティムは、AI技術を川崎重工業のロボットに応用することでも提携した。

ダビンチの手術支援ロボットは、内視鏡手術支援ロボットであり、オリンパスも主力の内視鏡に続いて、内視鏡を使った大腸などの手術をAIとロボットで支援するシステムの開発に乗り出す。国立がん研究センターや東大と数百例の病例を集め、共同開発する。専用の手術内視鏡や治療器具も開発し、2024年までに製造販売承認を目指す。

HOYAは、ロボット技術を用いた低侵襲手術支援システム「マスター」を開発するシンガポールのベンチャー企業に出資した。

東京工大発のスタートアップ「リバーフィールド」は、空気圧駆動を用いた手術支援ロボットを開発しており、2014年からベンチャーキャピタルのジャフコが出資している。2020年秋にも治験を開始、2022年にも発売する予定。当初は2020年を目指していたが、インテュイティブサージカルがダビンチの廉価版「ダビンチX」を日本で発売したため、価格帯や適用領域を再考する。現在は小型・軽量で操作性に優れた高気圧駆動型手術支援ロボットである内視鏡ホルダーロボット「エマロ」をホギメディカルを通じて販売している。

ニプロは、国産手術支援ロボット開発のリバーフィールドが開発している「眼科手術支援ロボット」の日本国内における独占販売契約を締結した。

朝日インテックは、2021年3月に腹腔鏡手術支援ロボットを開発する国立がん研究センター発のベンチャー・エートラクションを買収し、100%連結子会社化すると発表。2021年7月1日に完了する予定。

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