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(6897) ツインバード 新米不足が家庭用精米機市場を活性化
2025年に入り、スーパーなどで新米の品薄と価格高騰が続くなか、家庭用精米機や米の冷蔵保存用保冷庫の需要が急拡大している。背景には、2023〜2024年の天候不順による不作、肥料・燃料費の高騰、インバウンド需要や輸出拡大による国内流通量の減少がある。これにより、米の価格は2023年比で2倍前後に上昇し、消費者の家計を直撃している。
こうした状況下で、(6897)ツインバードが販売する家庭用精米機「精米御膳」シリーズは、政府が備蓄米を随意契約で小売店に供給すると発表した5月下旬以降、全国の小売店から注文が殺到。5月の販売台数は前年同月比2倍、6月はさらに2.5倍の出荷を見込む。
これを受け、同社は2025年度(25年3月〜26年2月)の販売計画を当初比2.5倍、前年度比2倍に上方修正した。売れ筋は一度に4合まで精米できる2万円前後のコンパクト機種で、例年は需要が低い6月にも関わらず異例の販売増となっている。
精米機の需要期は例年9〜11月に集中し、6月は閑散期にあたる。しかし今回は、新米の品薄を背景に、「玄米を先に買い、必要に応じて自宅で精米する」という家庭内備蓄の行動が急増。ツインバードは、消費者の食料備蓄志向が変化していると分析する。
こうした状況下で、(6897)ツインバードが販売する家庭用精米機「精米御膳」シリーズは、政府が備蓄米を随意契約で小売店に供給すると発表した5月下旬以降、全国の小売店から注文が殺到。5月の販売台数は前年同月比2倍、6月はさらに2.5倍の出荷を見込む。
これを受け、同社は2025年度(25年3月〜26年2月)の販売計画を当初比2.5倍、前年度比2倍に上方修正した。売れ筋は一度に4合まで精米できる2万円前後のコンパクト機種で、例年は需要が低い6月にも関わらず異例の販売増となっている。
精米機の需要期は例年9〜11月に集中し、6月は閑散期にあたる。しかし今回は、新米の品薄を背景に、「玄米を先に買い、必要に応じて自宅で精米する」という家庭内備蓄の行動が急増。ツインバードは、消費者の食料備蓄志向が変化していると分析する。