株テーマ:協働型ロボットの関連銘柄

協働ロボット関連株。人と職場の同僚のように作業できる「協働型ロボット」。産業用ロボットは人間が近づかないように柵を設け単独で動くことが多いが、周囲の人間の数など環境の変化に柔軟に反応し、工場の溶接ラインなどで従業員と並んで人の代わりとして作業する。人手不足を背景に追い風が吹く。

部品や製品の組み立てや受け渡しなどの作業を手掛ける。食品・飲料など景気に左右されにくい業界での潜在需要が高い。矢野経済研究所によると、協働ロボの世界市場規模は2019年の1000億円から2025年は2013億円に拡大する見通し。

ファナックでは19年12月の展示会で初披露した「白い」ロボットへの期待が大きい。コーポレートカラーの「黄色」からイメージを刷新。人と一緒に作業する協働ロボとしては「緑色」のロボットに続く2色目だ。コロナ対策で協働ロボットの需要が拡大しており、最新機種「CRXシリーズ」を3倍に増産する。

こうした中小型ロボットでは三菱電機や不二越などが台頭。芝浦機械も21年に参入する見込み。空気圧機器の妙徳は、協働ロボットの手となる吸着パッド付きロボットハンドを開発。

IDECは、協働ロボットの生産能力を3倍に拡大する。子会社のIDECファクトリーソリューションズでは、三菱電機製やユニバーサルロボット(デンマーク)製の協働ロボットを取り扱っており、ユニバーサルロボットは1ヶ月からのレンタルにも応じている。IDECファクトリーソリューションズは協働ロボットを三菱電機などから購入し、ロボットハンドやプログラムを設定した上で、システムとして納入する。

京セラは、自社開発したAIで認識した対象物に応じてロボットアームの動かし方や掴み方を自動で調整する協働ロボットで市場に参入し、25年に売上高300億円を目指す。

協働型ロボット 関連銘柄

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ロボット(産業用)
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株式情報更新 (4月25日)


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