6954 ファナック
2025年4月28日 株価 | |||
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始値
3,778円
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高値
3,806円
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安値
3,672円
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終値
3,706円
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出来高
3,743,300株
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オシレータ分析 | トレンド分析 | 予想レンジ | |
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予想高値
4,600円
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予想安値
2,900円
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オシレータ分析

オシレータ系指標は、相場の強弱動向を表した指標で、日々の市場の値動きから、株価の水準とは無関係に売り・買いを探ります。
売買シグナルは 内にまたはで表示されます。
RSI | 9日 71.74 | RCI |
9日 83.33 13日 58.79 |
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ボリンジャーバンド |
+2σ 4944.8 -2σ 3145.7 |
ストキャススロー |
S%D 46.91 %D 81.27 |
ストキャスファースト |
%K 96.11 %D 81.27 |
ボリュームレシオ | 14日 59.07 |
移動平均乖離率 | 25日 0.75 | サイコロジカル | 12日 58.33 |
トレンド分析

トレンド系指標は、相場の方向性・強さを判断する指標で、中長期の分析・予測に使われます。トレンド転換時は内にまたはで表示されます。現在のトレンドはまたはで表示されます。
DMI | MACD | ゴールデンクロス | |||
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5日移動平均(位置) | 5日移動平均(向き) | 25日移動平均(位置) | |||
25日移動平均(向き) | パラボリック |
チャート分析

酒田五法や一目均衡表などローソク足変化シグナル(当日示現のみ)は、内にまたはで表示されます。独自のHAL指数で高値圏、安値圏を判定し、実戦的なシグナルです。
十字足 | はらみ十字 | 上ひげ・下ひげ |
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出会い線 | 三点童子 | 三点童子(安値・高値) |
包み足 | 赤三兵・黒三兵 | 並び赤・並び黒 |
明けの明星・宵の明星 | 三役好転・三役逆転 | 雲上抜け・下抜け |
転換線上抜け・下抜け | 遅行線上抜け・下抜け | 五陽連・五陰連 |
6954 ファナックの投資戦略
6954 ファナックの株価は、オシレーター系指標では中立圏で推移しています。トレンド系指標は上昇トレンド継続中で、押し目買いゾーンです。オシレータ系指標は「買われ過ぎ」、「売られ過ぎ」を示すテクニカル指標の総称です。一定の範囲で動くため振り子系指標とも呼ばれます。RSIやストキャスティクスが代表的です。トレンドフォロー系指標は、株価が上がり続けると指標も上がり、下がり続けると指標も下がるタイプです。移動平均やMACDが代表的です。
6954 ファナックの関連ニュース
資本政策では同日開催の取締役会で二つの施策を決議した。第一に、保有自己株の一部1,303万株(発行済総数の1.31%)を5月30日に消却する。消却後の発行済株式数は9億8,238万株に減少し、保有自己株比率は同社目標の5%に低下する。
第二に、東京証券取引所での市場買付により自己株を最大1,250万株、総額500億円を上限に取得する枠を設定した。取得期間は2025年5月1日から2026年4月30日までで、発行済株式(自己株除く)の1.34%に相当する。
営業活動によるキャッシュフローは2,552億円と前年から大幅に改善し、手元流動性は5,020億円を維持する。同社は「連結配当性向60%、保有自己株比率5%超分は毎期消却」という株主還元方針を堅持しつつ、景気変動リスクに備えた潤沢なキャッシュを活用する。今回の増益と積極的な株主還元策はROE向上を後押しする見通しであり、資本効率改善が市場評価の焦点となりそうだ。
中国からの輸入品に対する10%の追加関税が発表され、グローバルに展開する日本の機械・電子部品メーカーへの逆風が強まった。ファナックは中国市場への依存度が高く、同社の業績モメンタムに対する懸念が一段と強まっている。
加えて、中国経済の減速もファナックの業績に重くのしかかる。中国の2025年GDP成長率は4.5%前後まで鈍化する見通しで、国内需要の低迷や不動産不況が長期化している。中国政府は景気下支え策を強化しているものの、外部環境の悪化や米国の対中強硬策が重なり、輸出主導の回復にも限界が見えている。日本の輸出相手国第1位である中国の景気減速は、半導体製造装置や産業用ロボットなどを主力とするファナックの受注環境を一段と厳しくしている。
ファナックの株価は、米中貿易摩擦や中国経済の減速といった外部要因に大きく左右される状況が続いている。 しかし、長期的には中国政府の景気刺激策やグローバルな製造業の回復が同社の業績を支える可能性もある。
また、25年3月期3Qの経常利益は3.2%増の1394億円となった。
厳しい状況が続く中、業績への影響を最小限にとどめるべく、セールス、研究開発、工場など全ての部門の総力を挙げて拡販や経費削減などに取り組んだ。また、2022年度下期から続く在庫調整については、適正な在庫状況に戻りつつあるとしている。
7月にも1494億円→1739億円に上方修正している。
また、25年3月期2Qの経常利益は10%増の947億円となった。
FA部門は、インドや補助金制度などが追い風となった中国で好調に推移し、売上高は7.2%増の994億円。ロボット部門は、中国で好調だったEV関連向けが下降気味のなったことなどから、売上高は15.2%減の1631億円。ロボマシン部門は、ロボドリルは前年同期と比べると小幅増、ロボショットは中国で需要増などから、売上高は12.8%増の569億円となった。
ファナックの株価は0.8%高の3887円で推移している。業績予想修正後を基準としたPERは27.18倍。