株テーマ:月面探査の関連銘柄

月探査関連株。

ベンチャー企業を中心に設立された民間チーム「HAKUTO」(運営会社ispace)は、日本初の月面探査を目指している。2022年に月面着陸を、2023年には資源探査を予定している。政府は2022年11月に宇宙資源法に基づきispaceの月面の資源開発計画を許可した。「HAKUTO」には30社を超える企業が協賛し、素材や技術を月面探査車「SORATO」に提供している。

ボディー本体や車輪の脚などに使われる炭素繊維強化プラスチックの成形には東レが協力。日本航空は機体整備や輸送ノウハウで協力。セメダインは接着剤を開発し、宇宙では高価で2ヶ月程度しか保存できないという難点を克服した。KDDIは送信できるデータ量が少なくてもきれいな画像を送るためのソフトウエアを開発。スズキは設計が月の環境に耐えるための強度などを満たしているかの解析を担う。

高砂熱学工業は、2020年8月にispaceに出資。月面に輸送する月着陸船の中に水の電気分解装置を搭載し、月面着陸後に水の電気分解の実証と月面環境での水素と酸素の生成を目指す。


また、横河電機や東京大学、NICTなどは、2021年秋にも月の資源開発に向けたコンソーシアムを設立するもよう。政府が2025年度にも始める月面の水探査に向け、採掘などの技術や機器を共同開発する。

国土交通省は、月面に無人で施設を建設する技術を2025年度までに実用化する。2030年に予定する無人拠点の建設を見据え、建機の遠隔操作技術を確立する。研究開発する委託先を2021年9月に決定し、実現可能性の実証を進める。2022年度に具体的な技術を選定し、開発や実証実験に着手する方針。


AI insideと東北大学は、月面・宇宙など極限環境で稼働する「高耐久・高性能・省エネルギーな次世代型AI」の共同研究を開始する。月面・宇宙など人間が立ち入ることが困難な極限環境でも新たな価値を創出できる、高耐久・高性能・省エネルギーな次世代型AIの開発を目指す。


パンチ工業は、ロボット・宇宙技術開発ベンチャーのダイモンと技術パートナー契約を締結し、ダイモンが手掛ける月面探査計画「Project YAOKI(ヤオキ)」の一員として参画する。

JAXA(宇宙航空研究開発機構)とトヨタ自動車が共同開発している月面探査車「ルナクルーザー」は、2029年の打ち上げを目指している。

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