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    決算 2020/5/15 16:24
    (6762) TDK 20年3月期営業利益は9.2%減 21年3月期は28.5%減を計画
    TDKの2020年3月期営業利益は9.2%減の978億円となった。二次電池や電源のエナジー応用製品の利益は36.4%増の1241億円。ICT市場向けが大幅に増加した。

    コンデンサやインタラクティブデバイスなどの受動部品の利益は33.1%減の390億円。セラミックコンデンサは自動車・ICT市場が増加するも、産業機器向けが減少。インタラクティブは自動車・産業機器向けの販売が減少した。

    HDD用ヘッドなどの磁気応用製品の利益は97.5%減の4億円。ICT市場向けや産業機器市場向けが減少した。

    2021年3月期は28.5%減の700億円、年間配当は180円から160円への減配を計画する。自動車やスマートフォンの生産台数の減少などで電子部品需要が落ち込むと予測。また、下期より一定の需要回復を見込むとしている。設備投資は1800億円を予定しており、大半は蓄電池(スマホ向け等)に充てる計画。

    業績予想は、新型コロナウイルスの第2波の影響などで、サプライチェーンに更なる支障がないことを前提としている。

    TDKの株価は110円高の9440円で推移している。

株式情報更新 (4月18日)


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