株テーマ:日本AI基盤モデル開発の関連銘柄
ソフトバンクとNEC、ホンダ、ソニーグループの4社が中心となり、国産AI(人工知能)を開発する新会社「日本AI基盤モデル開発」を設立したことが4月12日に明らかになった。米国や中国の企業がAI開発で先行するなか、官民連携で巻き返しを図る。
新会社にはコア4社に加え、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンク、日本製鉄、神戸製鋼所も出資した。社長にはソフトバンクの幹部が就き、AI開発者を100人程度集める計画だ。AI開発ベンチャーのプリファードネットワークスも技術面で連携する。
開発の主軸はソフトバンクとNECが担い、ホンダは自動運転への活用を、ソニーグループは自社製品やサービスへの応用を想定する。目標とするAIのパラメーター数は国内最大規模の1兆程度で、文字に加えて画像・映像・音声などのマルチモーダル対応も強化する。2030年度までにロボットや機械と連携できる「フィジカルAI」の基盤構築をめざす。
開発したAIは出資企業だけでなく、広く日本企業へ提供する方針だ。政府も支援を検討しており、経済産業省は5年間で1兆円規模の支援を計画している。米中に対抗する国産AIエコシステムの確立が急務となるなか、官民一体の取り組みとして注目される。




