株テーマ:アストラゼネカの関連銘柄

●2020年11月23日、臨床試験の最終段階で平均70%の効果が確認されたと発表

英オックスフォード大とアストラゼネカと共同で開発を進めている新型コロナウイルスのワクチン候補「AZD1222」は、ヒトを対象とした初期の治験で有望な結果を得ている。アストラゼネカは、9月中に海外で実用化することを目指していて、日本やロシアでも8月から臨床試験を始める計画。

アストラゼネカは、2020年9月1日、新型コロナワクチンの最終段階の臨床試験(治験)を開始した。対象は成人3万人で、治験の成功を見越し、ワクチン30億本の生産を目指している。21億円を投じて、生産体制を増強する。9月4日、新型コロナウイルスワクチンの日本における第I/II相臨床試験を開始したと発表した。18歳以上の被験者約250名を対象に実施する。現在、南アフリカで第I/II相試験を、イギリスで第II/III相試験を、ブラジル・米国で第III相試験を実施している。

2020年9月9日、英アストラゼネカは新型コロナワクチンの第3相臨床試験で、英国で1人の参加者に重篤な有害反応が示され、試験を中断したと発表し、時間外取引で7%急落している。日本の治験も中断するとされていたが、その後アストラゼネカは中断した治験を来週前半にも再開するとFTが報じたことで、安心感が戻った。該当の治験者は来週にも退院できる見込みとされている。

被験者に横断性脊髄炎に関連する症状が出たが、治験登録者は6万人規模で行われており、アストラゼネカのソリオCEOは「ワクチン開発ではよくあること」とし、年内に当局に申請する計画は変わらないと述べた。WHOも「落胆は不要」との見方を示している。独立委員会が再開しても安全と判断し、英規制当局も確認したため、9月12日に英国での臨床試験を再開した。

2020年11月23日には、臨床試験の最終段階で平均70%の効果が確認されたを発表。英国など各地の当局に申請し、早期の実用化を目指す。

アストラゼネカの新型コロナワクチンの日本での供給は、第一三共バイオテック、明治 HD傘下のKMバイオロジクスとMeiji Seikaファルマが担うと見られ、JCRファーマは原液供給に向けて協議すると発表している。日本政府は、アストラゼネカから1億回(5000万人分)分以上の供給を受ける方針。

加藤厚労相は、来年1-3月に3000万回分、1億2000万回分の供給でアストラゼネカと合意したと発表し、新型コロナウイルスワクチンの国内早期供給の緊急整備に6社を採択した。ワクチン原液製造はアストラゼネカからJCRファーマに打診され、政府は6社の製造工程中心に合計900億円を助成する。


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