株テーマ:アストラゼネカの関連銘柄

英オックスフォード大学とアストラゼネカの共同で開発を進めている新型コロナウイルスのワクチン候補「AZD1222」では、2020年9月1日に最終段階の臨床試験が開始され、2020年11月23日に平均70%の効果が確認されたと発表した。英国など各地の当局に申請し、早期の実用化をめざしている。2021年1月4日、英国内でのワクチン接種が始まった。2回接種が原則だが、多くの人に接種するため、間隔を空けて対応する。

日本では2020年9月4日に第1/2相臨床試験を開始したと発表した。また、加藤厚労相は、アストラゼネカと1億2000万回分の供給で合意したと発表し、国内早期供給の緊急整備に6社を採択した。6社の製造工程中心に合計900億円を助成する。

アストラゼネカの新型コロナワクチンの日本での供給は、第一三共バイオテック、明治HD傘下のKMバイオロジクスとMeiji Seikaファルマが担うとみられる。ニプロの医薬品製造子会社のニプロファーマが、アストラゼネカの新型コロナワクチンの製剤化工程の製造に係る受託製造契約を締結した。アストラゼネカは日本国内で9000万回分の原液生産と製剤化を行う予定で、ニプロファーマがその一部を21年6月から製剤化する。

JCRファーマは原液供給に向けて協議すると発表していたが、2020年12月30日にアストラゼネカと原液製造で業務請負契約を締結したと発表した。国内生産量は日本向けワクチン供給量の75%にあたる9000万回分。EUが1回分を1.78ユーロで購入することから、日本の購入価格は230円前後と見られている。



●ワクチン供給助成金関連株

KMバイオロジクス(明治 HD)
塩野義製薬
武田薬品
第一三共
アンジェス
アストラゼネカ

アストラゼネカ 関連銘柄

アストラゼネカ 関連テーマ

新型コロナワクチン
アストラゼネカ アンジェス CDMO(ワクチン製造受託) 新型コロナワクチン開発 ファイザー mRNA ワクチン生産緊急整備

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