株テーマ:野菜工場の関連銘柄

人工光を利用して汚染されない安全な野菜や果物を栽培する野菜工場や植物工場への参入が増えている。クラウド技術などを駆使し、構造変化に伴う事業撤退で生じた遊休施設を利用するケースが多い。富士通とオリックスは農業生産法人向けに大型野菜工場の共同運営に乗り出す。富士通は完全密閉型の「会津若松Akisaiやさい工場」も運営する。

東芝は植物工場「東芝クリーンルームファーム横須賀」を運営、パナソニックはシンガポールで大戸屋と提携し、サニーレタスなど10種類の野菜で、生産量は年間3.6トン。大和ハウスは、レタスなど葉菜類を水耕栽培できる植物工場ユニットを発売。コロワイドは植物工場を食品加工場の2階に設置し、安定供給を図る。大和コンピューターと大阪府立大学は、「植物工場の栽培環境実測と統合環境制御による作物の品質・生産性向上」に関する共同研究契約を締結した。統合環境制御システムを構築することにより、作物の安定した品質ならびに生産性の向上を目指す。

大和コンピューターは静岡県袋井市の農地に大規模ハウスを確保し、農業のIT化に取り組んでいる。大阪府立大学はキャンパス内に完全閉鎖人工光型植物工場「グリーンクロックス新世代植物工場」を稼働しており、遺伝子の先進的な活用をしている。グリーンクロックスは野菜の生産から販売をしており、2015年7月に大和コンピューターが10%の株式を取得し、資本提携した。

菱電商事は、植物工場の運営や流通の業界最大手であるファームシップと資本業務提携。合弁会社を設立し、2021年5月に次世代植物工場を着工する。フル稼働時の年商は15億円。

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株式情報更新 (4月27日)


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