注目銘柄
2026/1/27 06:00
(6988) 日東電工 通期予想を上方修正 オプトロニクス減速下でも収益基盤は堅調
(6988)日東電工は、インダストリアルテープ、オプトロニクス、ヒューマンライフを中核とする高機能材料メーカーだ。電子部材から半導体、ライフサイエンスまで幅広い分野を展開し、製品の付加価値とポートフォリオ経営を強みとする。
今期(2026年3月期)第3四半期累計(2025年4月~12月)の連結業績は、売上高7862億円、営業利益1479億円、最終利益1057億円となり、前年同期比で増収減益だった。インダストリアルテープやヒューマンライフが増収となった一方、主力のオプトロニクスが減収となり、全体の利益を押し下げた。円高進行による為替影響も営業利益段階でマイナス要因となった。
セグメント別では、インダストリアルテープが半導体メモリ向け材料や高機能スマートフォン向け部材の需要拡大を背景に増収増益を確保した。オプトロニクスは光学フィルムや回路材料の一部で需要調整が続き、減収減益となった。ヒューマンライフは核酸医薬関連や環境分野向け膜材料が伸び、売上高は拡大したが、固定資産の減損計上により赤字が継続している。
会社が計画する今期通期業績は、売上高1兆270億円、営業利益1860億円、最終利益1360億円だ。前回予想からは売上高・営業利益ともに上方修正されており、為替前提の見直しや需要回復を織り込んだ形となる。営業利益率は18%台を維持する見通しで、収益性の底堅さが確認できる。
財務面では、安定したキャッシュ創出力を背景に株主還元を強化している。今期は年間配当60円を予定し、自己株式取得も実施しており、総還元姿勢は明確だ。研究開発や設備投資を継続しつつ、資本効率を意識した経営が進んでいる。
株式テーマとしては、半導体市況の回復、次世代ディスプレー材料、高機能テープの用途拡大が中長期の成長軸となる。オプトロニクスの調整局面がいつ底打ちするかが、株価の方向性を左右するポイントだ。
今期(2026年3月期)第3四半期累計(2025年4月~12月)の連結業績は、売上高7862億円、営業利益1479億円、最終利益1057億円となり、前年同期比で増収減益だった。インダストリアルテープやヒューマンライフが増収となった一方、主力のオプトロニクスが減収となり、全体の利益を押し下げた。円高進行による為替影響も営業利益段階でマイナス要因となった。
セグメント別では、インダストリアルテープが半導体メモリ向け材料や高機能スマートフォン向け部材の需要拡大を背景に増収増益を確保した。オプトロニクスは光学フィルムや回路材料の一部で需要調整が続き、減収減益となった。ヒューマンライフは核酸医薬関連や環境分野向け膜材料が伸び、売上高は拡大したが、固定資産の減損計上により赤字が継続している。
会社が計画する今期通期業績は、売上高1兆270億円、営業利益1860億円、最終利益1360億円だ。前回予想からは売上高・営業利益ともに上方修正されており、為替前提の見直しや需要回復を織り込んだ形となる。営業利益率は18%台を維持する見通しで、収益性の底堅さが確認できる。
財務面では、安定したキャッシュ創出力を背景に株主還元を強化している。今期は年間配当60円を予定し、自己株式取得も実施しており、総還元姿勢は明確だ。研究開発や設備投資を継続しつつ、資本効率を意識した経営が進んでいる。
株式テーマとしては、半導体市況の回復、次世代ディスプレー材料、高機能テープの用途拡大が中長期の成長軸となる。オプトロニクスの調整局面がいつ底打ちするかが、株価の方向性を左右するポイントだ。

