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    2023/5/16 06:44
    (8306) 三菱UFJフィナンシャル・グループ 三菱UFJ銀行、メタバース経済圏の創出に向けてTBT Labグループと資本業務提携
    三菱UFJ銀行は、Web3・メタバース領域を中心とするビジネス開発ラボであるTBT Labの子会社JP UNIVERSE、およびログシスの計6億円の株式取得を決定し、TBT Labグループと資本業務提携を締結した。ゲームメタバースをはじめとする次世代デジタル空間サービスは、利便性と体験価値の双方を備えており、経済と産業の成長に大きなインパクトを与えるため、メタバース経済圏の創出に向けた取り組みを加速させる。

    メタバース経済圏とは、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)のようなデジタル空間上に作り出された仮想世界での経済活動や取引が行われるエコシステムを指す。メタバース経済圏を実現するためには、まずデジタル空間を提供するプラットフォームを構築する必要があり、ユーザーがアバターや仮想アイテムを所有・操作し、他のユーザーとやり取りすることができる環境を構築する。

    メタバース経済圏では、仮想通貨が取引や経済活動の基盤となり、アイテムの販売やサービスの提供、取引の決済手段として使用される。

    TBT Labは、2023年2月、メタバースやデジタルコンテンツが集う共通基盤(オープン・メタバース)を活用したジャパン・メタバース経済圏創出の構想を立ち上げ、三菱UFJフィナンシャル・グループを含む国内企業計10社が参画している。

    メタバース経済圏創出に必要となる認証、決済、データなどの金融プラットフォーム機能の開発を推進し、商業銀行プラットフォームを構築している東南アジアでの展開も検討する。日本の国際競争力の強化にもつながるとしているが、現実世界とは異なる仮想世界内での経済活動がどれほど進むかは不透明。

株式情報更新 (5月2日)


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