注目銘柄
2026/1/27 05:48
(6954) ファナック 3Q累計は増収増益 ロボットのオープン化で事業モデル転換へ
(6954)ファナックは、FA(CNC・サーボ)、産業用ロボット、ロボマシン、サービスを中核とする工場自動化の総合サプライヤーだ。地政学リスクや関税、為替変動など不透明要因は残るものの、研究開発から販売、サービスまでを一体で強化し、業績の底上げを図っている。
今期(2026年3月期)第3四半期累計(2025年4月~12月)の連結業績は、売上高6233億円、営業利益1277億円、最終利益1169億円となり、前年同期比で増収増益だった。FAは中国やインド向けが堅調に推移し、ロボットは中国でEV関連や一般産業向けが伸長した。一方、国内自動車向けは回復が鈍く、地域間で濃淡が残る。
ロボマシンは、ロボドリルがインドIT関連需要で増加した反面、ロボショットは中国・台湾の需要減が響いた。サービス部門は安定成長を維持し、収益の下支えとなっている。
会社が計画する今期通期業績は、売上高8407億円、営業利益1729億円、最終利益1580億円だ。前回予想比では売上高を上方修正する一方、営業利益は小幅な下方修正となった。工場稼働率の改善などプラス要因があるものの、製品ミックスやコストを保守的に織り込んだ形だ。
ニュース面では、国際ロボット展で新型ロボットやオープンプラットフォームを前面に打ち出し、NVIDIAとの協業を含むフィジカルAIの取り組みを強く訴求した点が注目される。展示後には協働ロボットCRXで1000台超の受注が発生しており、数千台規模の商談も進行中とされる。ロボットの単体販売にとどまらず、ソフトやサービスを含めた付加価値拡大が中長期の収益ドライバーとなり得る。
財務面では自己資本比率が88%台と極めて高く、潤沢な現金を確保している。自己株式の消却も進めており、資本効率改善への姿勢も明確だ。配当については期末配当を含め、今後の開示が待たれる。
今期(2026年3月期)第3四半期累計(2025年4月~12月)の連結業績は、売上高6233億円、営業利益1277億円、最終利益1169億円となり、前年同期比で増収増益だった。FAは中国やインド向けが堅調に推移し、ロボットは中国でEV関連や一般産業向けが伸長した。一方、国内自動車向けは回復が鈍く、地域間で濃淡が残る。
ロボマシンは、ロボドリルがインドIT関連需要で増加した反面、ロボショットは中国・台湾の需要減が響いた。サービス部門は安定成長を維持し、収益の下支えとなっている。
会社が計画する今期通期業績は、売上高8407億円、営業利益1729億円、最終利益1580億円だ。前回予想比では売上高を上方修正する一方、営業利益は小幅な下方修正となった。工場稼働率の改善などプラス要因があるものの、製品ミックスやコストを保守的に織り込んだ形だ。
ニュース面では、国際ロボット展で新型ロボットやオープンプラットフォームを前面に打ち出し、NVIDIAとの協業を含むフィジカルAIの取り組みを強く訴求した点が注目される。展示後には協働ロボットCRXで1000台超の受注が発生しており、数千台規模の商談も進行中とされる。ロボットの単体販売にとどまらず、ソフトやサービスを含めた付加価値拡大が中長期の収益ドライバーとなり得る。
財務面では自己資本比率が88%台と極めて高く、潤沢な現金を確保している。自己株式の消却も進めており、資本効率改善への姿勢も明確だ。配当については期末配当を含め、今後の開示が待たれる。

