株テーマ:味覚・匂いセンサーの関連銘柄

味覚・匂いセンサー関連株。味やにおいの成分をデータに変換し、サービスに活用する取り組みが進む。


長瀬産業は、IBMが開発したAIを応用した味覚センサー「ハイパーテイスト」を化学品サービスとして実用化する共同研究を進めており、2023年度の実用化を目指す。化学品取引の品質保証などに活用し、安定供給を支えることを目指す。

太陽誘電は、2020年に新たな研究開発拠点「そらいろラボ」を開設し、匂いセンサーなど今まで世の中になかった新デバイスを使ったソリューション創出を目指す。

凸版印刷は、2019年から電子部品のI-PEXと匂いセンサーとAIを組み合わせて顧客の課題を解決する匂いセンシング事業を推進。スマートフォンに挿すだけで匂いの計測が可能なデバイス「noseStick」を開発した。農作物の成熟度判定や工場での危険察知、健康管理、食品の鮮度測定などでの活用を想定する。

住友化学は、2019年に臭気検知IoTプラットフォームを開発するイスラエルのナノセントに出資。排泄物の臭気データから体調変化などを読み取り、健康管理に役立てる仕組み構築を目指す。また、工場や街中での有害物質検知や自動車内の臭気判定などへの応用拡大も目指す。

日立製作所は、2019年1月に生物由来の人工嗅細胞に時系列処理型AIを組み合わせ、混合臭の中から単独臭の嗅ぎ分けに成功したと発表。将来的に生物の知覚能力を再現したセンサやロボットの応用に道を開くものとしている。

島津製作所は、花や果物などの天然物が含む香りを詳細に分析する装置「香料成分分析装置」を開発した。従来の装置では分析が難しかった微量な成分や、複雑に絡み合った香りの成分を個別に特定できる。

香りの成分を分離する「ガスクロマトグラフ」と、成分を特定する「質量分析計」を組み合わせた装置で、従来の装置では分析が難しかった微量な成分や、複雑に絡み合った香りの成分を個別に特定できる。

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株式情報更新 (4月25日)


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