株テーマ:高市早苗の関連銘柄
高市早苗関連株。積極財政やサイバーセキュリティ、エネルギー政策など幅広い分野の国力強化を訴える。
核融合炉研究に支援を表明 温暖化ガスを出さない脱炭素関連として有望
・核融合炉関連株
6503三菱電機=国際熱核融合実験炉ITER計画に参画
6965浜松ホトニクス=トヨタととレーザー核融合研究
5310東洋炭素=核融合炉構造部材
・奈良県本社銘柄
6141DMG森精機
6245ヒラノテクシード
6338タカトリ
6464ツバキ・ナカシマ
7214GMB
高市早苗氏は、2025年9月18日、総裁選に立候補すると表明。2025年10月4日に第29代自民党総裁に選出。2025年10月21日に第104代首相に指名された。
高市氏の主な政策は以下の通り。
・「給付付き税額控除」の制度設計に着手
・政府債務の残高対GDP比引き下げ
・年収の壁引き上げなど働き手の制度整備
・ガソリン税の旧暫定税率を廃止
・首都の危機管理機能のバックアップ体制を構築
・企業内保育などを実施する企業に法人減税
・外国人の不法滞在者対策や土地取得規制
・スパイ防止法の制定
高市早苗首相は、2025年10月24日の所信表明演説で「日本列島を強く豊かにする」と経済再興と安全保障強化に取り組むと表明した。
成長戦略では、具体策を議論する「日本成長戦略会議」を新設すると打ち出した。経済安保や食料安保、エネルギー安保などのリスク対応へ官民で投資する「危機管理投資」を要と位置づけ。AI、半導体、造船、量子などの戦略分野にも重点を置いた。
防衛では、防衛費のGDP比2%に増額する目標時期を2027年度から2025年度中に前倒しすると打ち出した。国家安全保障戦略など安保関連3文書は2026年末までの改定を目指すと主張した。
注目されるのは、防衛・経済安全保障・AI関連といった政策テーマ銘柄だ。防衛強化を掲げる高市氏の姿勢から、(7011)三菱重工業、(7013)IHI、(6503)三菱電機、(6701)NECなど重工・電子防衛関連への資金流入が見込まれる。また、サイバー防衛分野ではNTTや(3692)FFRIセキュリティが再評価されつつある。
経済安全保障の文脈では、半導体・AI関連の活性化も注目される。AIサーバー向け部品を手がける(8035)東京エレクトロン、(6857)アドバンテスト、AI投資を積極展開する(9984)ソフトバンクグループなどが政策恩恵の候補とされている。













