株テーマ:国際優良株・株価指数 ESG銘柄の関連銘柄
ESGとは、Environmental(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治)のことで、ESGに配慮している企業は、経営の持続的な成長が見込めるとして、投資パフォーマンス向上にもつながると捉えられている。東証は東証一部銘柄を対象に、TOPIX17業種毎にESG銘柄選定を実施した。GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)のアクティブ運用積極化の対象としても注目される。
米格付け会社のムーディーズは豪雨やハリケーンなどの災害の影響を分析する米データ会社427を買収した。気候変動リスクを信用分析に活用することから、気候変動対策は今後ますます格付けに影響を与える見通し。
また、世界銀行は2019年10月にESG投資のための国や地域別のデータべースを公開した。ESGに積極的に取り組む国や地域を判断できるツールを投資家に提供し、投資マネーが向かいやすくする。金融庁は機関投資家の行動指針を2020年春に改定し、ESGを重視する内容を明記する見通し。
ブルーチップとも呼ばれる国際優良株。米国預託証券(ADR)を発行する企業が多いことや、時価総額が大きくTOPIXコア指数にも採用される例が多い。