注目銘柄

    米国株、1月21日は地政学リスク後退を受けて大幅反発 全面高の展開だ
    NYダウ平均 49,077.23(+588.64)
    ナスダック 23,224.82(+270.50)

    1月21日の米国株式市場は、前日に高まったグリーンランド関連の地政学リスクが後退したことを受けてリスク選好が一気に回復し、主要株価指数が大幅反発した。 トランプ前大統領が欧州への関税導入方針を実際には進めないとの観測が広がったことで、市場心理が改善。前日の急落から一転して買いが優勢となり、投資家はリスク資産の押し目買いを進めた。

    市場は朝方から買い先行で推移し、NYダウ平均は約600ドルの上昇となった。ナスダックも主要テクノロジー株を中心に上昇して引け、幅広い銘柄に資金が循環した。投資家はリスク回避スタンスから一転して押し目買いに傾き、システムトレードやファンドのリバランスをきっかけに買いが加速した。

    業種別では、エネルギー株が強い上昇を見せたほか、金融株、資本財も堅調に推移した。 原油価格の上昇を背景にエネルギー・セクターは全体を牽引し、HalliburtonやEQTなどの代表的なエネルギー株が買われた。金融ではバンク・オブ・アメリカやJPMorganが上昇し、信用リスクの後退を背景に金融セクター全般に買いが入った。

    テクノロジー・セクターでは、半導体株が買い戻された。 AI関連需要への期待からNVIDIAやAMDなどの半導体関連銘柄が上昇し、ナスダックの上昇を牽引した。また、クラウド関連ではMicrosoftやAmazonが堅調に推移し、幅広いグロース株にも買いが向かった。ディフェンシブ寄りの生活必需品やヘルスケアも堅調な局面となり、幅広いテーマへの資金循環が確認された。

    個別株動向では、エネルギー株と金融株の上昇が目立った。エネルギー株は原油市況の改善を背景にHalliburtonやEQTが上値を追い、金融株は信用スプレッドの縮小を受けてバンク・オブ・アメリカやJPMorganに買いが集まった。一方、前日の地政学懸念から売られた素材株や一部ハイテク株の押し目が買われ、ボラティリティの高い状況ながら幅広い銘柄で値を伸ばした。

    なお、ダウ構成銘柄の中ではCaterpillarが前日比で3%を超える上昇を示し、建設機械需要の回復期待と景気敏感株へのリスクオンの流れを背景に指数上昇への寄与が最も大きかった。 これは、地政学リスク後退を受けた景気回復期待が素材・資本財セクターに波及したことを反映している。

株式情報更新 (1月27日)


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