注目銘柄

    ☆注目の新規上場 AIソリューションのヘッドウォータース
    ヘッドウォータースは2020年9月29日に新規上場する。仮条件は2240円~2400円で、公開価格は2400円となっている。

    ヘッドウォータースは、顧客企業の業務改善や経営課題解決のためのAIソリューション事業を展開する。主な事業サービスとして、AIを既存業務に組み込み、運用までワンストップで提供するAIインテグレーションサービスと、DX(デジタルトランスフォーメーション)をワンストップで支援するDXサービスがある。

    顧客企業のデジタル化が遅れている場合には、DXを計画的に行い、企業内にあるノウハウをデータ化し蓄積することから始め、蓄積したデータを活用し、AIの導入を行う。今後はAIの活用が普及期に入り、DXからAI化への流れも加速するとしている。

    キメラ総研によると、国内AI市場規模は2017年度の3921億円から2022年度に1兆2109億円になると予測されている。また、ヘッドウォータースがターゲットとするAIソリューション市場の構築サービスは年平均23.2%の成長が予測され、2022年度に6600億円になると予測されている。


    ■主な事業サービス

    ●AIインテグレーションサービス
    顧客の業務を分析し、AIの活用部分を抽出し、概念実証を行った後に選定したAIを既存業務に組み込み、運用するところまでワンストップで提供する。顧客が持つデータをAIに学習させ、高度な予測機能やリコメンド機能を顧客サービスに付与したり、スマートスピーカードローンにAIを組み込み、高度な作業を人の代わりに行わせるなど、顧客の事業で活用できるようにAIの学習モデルやAIと連携する管理画面、WEBアプリケーションなど周辺システムの開発を行う。


    ●DX(デジタルトランスフォーメーション)サービス
    顧客のDXをワンストップで支援する。部分的なデジタル化ではなく、顧客の業務全体のデジタル化を目指し、計画的にシステムの開発や導入、データの蓄積を行う。


    ●プロダクトサービス
    AIソリューション開発を短納期、低コストで行うためのAIプラットフォーム「SyncLect」や業務マニュアルのデジタル化やノウハウ共有の「Poket Work Mart」などを提供し、顧客の経営課題を解決する。「SyncLect」はサブスクリプションサービスとして注力、「Pocket Work Mart」は小売業が中心だが、医療分野や飲食分野での使用も開始されており、将来の安定した収益基盤として注力する。


    ■経営戦略

    顧客の業務分析を切り口に、AIを利用した案件獲得へ営業活動を行う。SEOに注力したWEBマーケティング、AIを短納期、低コストで行うためのAIプラットフォーム「SyncLect」や豊富なロボット・アプリケーション開発経験などの技術的優位性、顧客の業務や周辺技術の知識をベースに持つAIエンジニアの育成などを強みに展開する。


    ■新型コロナウイルスの影響

    旅行や飲食業界、東京五輪に関する案件が中止・延期になるなど一部に影響があるも、顧客の業種・業態は多岐にわたることやデジタル化を推進する取引が拡大していることから、影響は軽微としている。一方、新型コロナウイルスの感染拡大が長期化した場合には経営成績に影響を及ぼす可能性があるとしている。


    ■業績推移

          売上高  経常利益  純利益
    2019年12月 10.6億円 1.21億円 1億円
    2018年12月 9.33億円 0.51億円 0.43億円
    2017年12月 9.22億円 0.19億円 0.17億円
    2016年12月 8.30億円 ▲1.29億円 ▲1.29億円
    2015年12月 10.05億円 ▲0.91億円 ▲1.06億円

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