株テーマ:植物肉(人工肉・代替肉)の関連銘柄

大豆やこんにゃくなどの植物原料や細胞培養技術などで作る人工肉(植物肉)で代替肉やフェイクミートと呼ばれることもある。世界的な人口増加や健康面、環境への意識が強まっていることなどから注目を集める。ベジタリアンやビーガンで米国でブームとなり、ヘルシー志向だけの需要ではなく、味や食感も進化している。2024年の世界市場規模は2兆4000億円規模となる見込みで、食品大手ネスレも日本市場に参入する。

三井物産が出資する米スタートアップのビヨンドミートは、大豆などを原料に植物由来のパティやソーセージを開発・製造する。また、三井物産は大塚ホールディングスと大豆を使ったお肉不使用製品「ゼロミートシリーズ」を共同開発するスターゼンの16.1%を保有している。「ゼロミートシリーズ」では市販用に加え、2020年3月から外食・中食のお弁当やサンドイッチ、総菜などに使いやすい企画にした業務用も発売した。

丸大食品は、2017年から大豆ミート商品「大豆ライフシリーズ」を展開している。2020年には「ナゲット」「からあげ」「スパイシースティック」など8商品を新発売した。また、業務用市場へ参入するための商品開発にも取り組んでいる。

不二製油グループは、大豆でできた人工肉である大豆ミートを作製するが、2020年7月に新工場を稼働させ、生産能力を年9000トンから倍増させる。

日清食品ホールディングスは、牛肉由来の筋細胞を用いて、サイコロステーキ上の牛筋組織を作製することに成功。オイシックス・ラ・大地は、米国でビーガン食のミールキットビジネスを展開するPC社を買収。森永製菓は、大豆と玄米からできた人工肉である「ZEN MEAT」を消費者と業務用で展開。ケンコーマヨネーズは「やさいと大豆ミート」シリーズを展開する。

伊藤ハムは、大豆ミートを原料とした植物肉で業務用にも進出。日本ハムは2020年3月から植物肉に参入し「NatuMeat(ナチュミート)」のブランドで家庭用と業務用で展開する。プリマハムは2021年3月に「TryVeggie(トライベジ)」シリーズで参入する。

信越化学工業は、代替肉向けメチルセルロースの世界展開へ向けてドイツに設備を導入する。メチルセルロースは植物肉に混ぜる接着剤で、これまでつなぎに使われてきた卵白も不要になる。

オイシックス・ラ・大地は米ビーガン料理キット会社を買収し、宅配も開始した。

きちり HDは、都内に大豆由来の植物肉の宅配専門店「XMEAT」を開設する。21年春には植物肉専門のレストランも開設する計画。

米イート・ジャストはシンガポール当局から世界で始めて人工鶏肉の販売承認を受けた。植物由来が多い中で、鶏の細胞から作る人工肉が登場する。

日本の代替肉市場は、2013年の151億円から2023年に336億円に拡大するとの試算もある。また、スイスのUBSは人工肉(植物肉)の世界市場が2018年の5000億円から2030年に9兆円を超えると見込んでいる。

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