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    決算 2021/11/12 20:03
    (6502) 東芝 中間期営業利益は449億円(前年は31億円)
    東芝の2022年3月期第2四半期(4-9月)の営業利益は449億円となった(前年は31億円)。通期は62.8%増の1700億円を計画しており、進捗率は26.4%となっている。素材・輸送費高騰や半導体不足の影響があるものの、好調な半導体の増収益でカバーする見通し。

    主なセグメント別では、原子力や火力、水力発電などのエネルギーシステムの営業利益は45億円(前年は▲75億円)。発電システムや送変電・配送システムなどの増収が寄与した。
    公共インフラや鉄道・産業システムなどのインフラシステムの営業利益は95.3%減の3億円。鉄道・産業システムでの減収減益が影響した。

    昇降機や照明、空調などのビルの営業利益は0.9%減の102億円。昇降機や照明が減益となった。

    半導体やHDDなどのデバイス&ストレージの営業利益は654%増の347億円。半導体は車載向けを中心に回復。HDDも工場稼働の回復やデータセンター向け販売増となった。

    POSシステムや複合機などのリテール&プリンティングの営業利益は43億円(前年は▲68億円)。為替や構造改革効果なども寄与した。

    官公庁や製造業向けシステム案件などのデジタルの営業利益は84.7%増の85億円。官公庁向けシステム案件で増益となった。

    東芝の株価は1.3%安の4872円で推移している。

株式情報更新 (4月27日)


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