株テーマ:5G(通信速度百倍の次世代規格) コネクテッドカーの関連銘柄

コネクテッドカー(つながるクルマ)は、単に自動車がインターネットにつながるだけでなく、車両の状態や周囲の道路状況などの様々なデータをセンサーにより取得し、利用者の利便性を高めることになる。カーナビが普及する日本では、クルマのネット接続は実用化されており、ルート案内や渋滞情報を提供している。詳細な地図データや周辺情報といったビッグデータを駆使して、自動運転が実現する社会も遠からず訪れる。自動運転はコネクテッドカーの延長技術であり、自動車業界、通信業界を始め、様々な業界を変革する可能性を秘めている。通信分野では、車両データーを収集する「テレマティクス」、高精度3次元地図による「自動運転」や「情報セキュリティ」が重要となる。

AI(人工知能)、ダイナミックマップ(高精度3次元地図)、情報セキュリティと銘柄が重複することが多く、各項目も参照されたい。アズジェントは、イスラエルの「カランバセキュリティ社」のコネクテッドカーやIoT機器をサイバー攻撃から防ぐ機器を取り扱う。ブレインパッドとネクスグループはコネクテッドカービジネスのためのプラットフォーム構築で協業する。ブロードバンドタワーは、アストンマーティンとコネクテッドカーを含む車やサービスに関する新しいサービス開発で提携。デンソーとNECは自動運転や先進運転支援システムで提携し、コネクテッドカーの実現を目指す。

スマホが「10倍」高速になる第5世代移動通信システム(5G)。「高速・大容量」「超低遅延」「多数端末接続」が特徴で、IoT実現に不可欠な技術となる。5Gは動画配信から自動運転まで、新たなサービスを影で支える。総務省は東京五輪がある2020年までに、日本国内で5Gのサービス開始を目指す。

NTTドコモは、5Gに2023年までに1兆円規模の設備投資をする方針。一般消費者向けに加え、企業と共同で建機の遠隔操作や遠隔医療など新たなサービスを作る計画。2019年にプレサービスを開始。2020年に商用サービスを開始する計画。

サイバーコムは通信向けソフトを開発。アルチザネットワークスは携帯電話の基地局向けなどの通信計測器を開発。5G対応のデータ処理迅速化などの研究開発に取り組む。ヨコオは車載用アンテナや社会インフラ用システムを開発。5Gに対応するシステムの開発も行っている。アンリツは通信系計測機器を手がける。携帯電話の基地局に関わる事業を展開。5Gの変調解析や波形解析に関する開発に着手している。理経は5G回線の送受信に向けたMIMOアナライザーのサービスを展開している。


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