4－12月売上は11.7％減の3167億円、営業利益は58.7％減の126億円、純利益は64.8％減の66億円となった。通期営業利益は49.8％減の165億円を据え置いているが、第3四半期のみでは営業損益は直前期の13億円の赤字から115億円の黒字に転換しており、業績上振れ期待で大幅高となっている。合成樹脂事業・合成ゴム事業は自動車販売の低迷で赤字が継続しているが、半導体材料事業やディスプレイ材料事業が黒字に転換している。半導体不足で原料供給も増加すると見られる。決算期待で昨日まで5連騰しており、急伸後は伸び悩んでいる。