ＧＳＩクレオスは、スイスのLivinguard社の開発した最新のアンチウイルス技術による加工を施した生地を用いて、生地に付着したウイルスを99.9％不活性化するマスクを製造販売する。Livinguard社のアンチウイルス技術は、繊維の表面に分子レベルで正電荷を帯電させる技術で、これにより負電荷を帯びている細菌が継続的に破壊されるという。アンチウイルス効果を高めるため、Ｎ９５規格の高性能フィルターを包み込む三層構造を採用する。

販売価格は1枚2980円からと高いが、30回程度は洗って繰り返し使用できる。初回生産量は10万枚で、ＧＳＩクレオスのＥＣサイトで7月1日から先行予約販売を受け付ける。