株テーマ:中央リニア新幹線の関連銘柄
中央リニア新幹線関連株。JR東海は、2025年10月にリニア中央新幹線の品川-名古屋間の総工事費について、11兆円となる見通しを発表した。2018年に認可を受けた段階では5.52兆円、2021年には7.04兆円に増加する見通しを公表していた。近年の物価高騰や難工事への対応などに関する増額要素が判明したことが影響する。
今後の経営に関して、健全経営と安定配当を堅持することを優先し、工事費に充てる資金では営業キャッシュフローを主体に不足分は資金調達によって賄う。健全経営と安定配当が堅持できないと想定される場合には、工事のペースを調整し、十分に経営体力を回復すること等で、工事の完遂を目指すとしている。
なお、品川・名古屋間の開業時期を2035年と仮置きした場合、毎年の営業キャッシュフローに加えて、資金調達を約2.4兆円行えば、建設に必要な資金を賄え、健全経営と安定配当を堅持できることを確認したとしている。





