注目銘柄

    ワクチンコールドチェーン 株価上昇の3銘柄
    G7では、新型コロナワクチン10億回分を途上国などに提供することで合意した。また、菅義偉首相が新型コロナワクチンを接種会場まで運ぶ「コールドチェーン」整備を多くの国が必要としているとして、G7各国で支援していくことも訴えたと報じられている。ワクチンコールドチェーンに再び注目が集まる可能性があることから、株テーマ「ワクチンコールドチェーン」から本日株価が上昇している注目の3銘柄をピックアップした。


    ●4004昭和電工 4091日本酸素HD
    ファイザーは超低温でワクチンを運べるスーツケース大のコンテナを開発したが、コンテナには大量のドライアイスが必要。ドライアイスメーカーで本日株価が上昇している上場会社は、昭和電工ガスプロ田口、日本酸素HDの太陽日産が大株主の日本液炭。

    昭和電工の株価は1.26%高の3630円、日本酸素ホールディングスの株価は1.53%高の2126円で推移している。


    ●6897ツインバード
    本日株価は2.04%高の1151円で推移している。FPSC(フリー・ピストン・スターリング・クーラー)事業で新型コロナ関連の保管・輸送製品を展開する。海外企業を中心に欧米やアジア、アフリカなど14か国以上から受注・引き合いがあるとしている。ツインバードは、販売の本格化は新型コロナワクチン開発やコールドチェーン構築状況に依存し、2022年2月以降(2021年3月以降)に本格化すると予想していた。

    業績面では、経常利益は2021年3月期626.9%増の4.84億円となり、FPSC事業の大型受注が大きく貢献した。2022年3月期は合理的な業績予想の算定が困難で、中間期までを発表し、3億円を計画している。今後のFPSC事業での新型コロナワクチン用ディープフリーザーの需要拡大ペースを見極める必要があるとしている。

株式情報更新 (4月26日)


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