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    EV充電設備関連株の有望銘柄発掘③
    ●EV充電設備関連株の有望銘柄発掘③ (1801)大成建設

    株テーマ「EV充電設備」のランキングが急上昇したことから、EV充電設備関連株から有望株を発掘。

    大成建設は、豊橋技術科学大学と2013年からEVなどを対象に、車両のタイヤを介して電力を供給する電界結合方式を利用した、ワイヤレス給電床の開発を開始。2020年度から大日本印刷が加わり、2021年1月に汎用小型車両やロボットへのワイヤレス給電を実現する内装床「T-Power Floor」を開発した。生産・物流施設の屋内向けで、2025年度の商用化を目指していることから、実現はもう少し先になりそうだ。

    大成建設の経常利益は、2018年は1579億円、2019年は1733億円と推移し、2020年度は29%減の1230億円を計画する。公共投資は堅調も、企業業績の低迷から民間設備投資が減少することが影響する。一方で、Q1は28.4%減の200億円、Q2は24.3%減の472億円、Q3は10.7%減の868億円と回復傾向で推移している。今後の回復継続に期待し、株価も5000円あたりへの上昇を期待したい。

    大成建設の株価は5円高の4220円で推移している。

株式情報更新 (4月26日)


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