注目銘柄

    注目銘柄 2020/4/27 07:31
    (6857) アドバンテスト 5四半期ぶりの増益、半導体需要の底堅さを評価
    前3月期売上は2.3%減の2758億円、営業利益は9.2%減の587億円、純利益は6.1%減の535億円となった。前の期のV字型回復から見れば減収減益だが、新型コロナが不透明感を強める中では健闘していると言える。1ー3月期を切り出すと売上は7%増の682億円、純利益は66%増の148億円と、5四半期ぶりの増益となっている。

    半導体試験装置の需要は、生産量の増減だけでなく、技術進化にも影響される。最先端のEUV半導体が登場し、5Gスマホの生産が本格化することで、受注は過去最高となっていた。今期は反動減で6.9%減の1926億円となるが、データセンター需要は外出制限で世界的に押し上げられており、今後は世界首位のメモリー需要の増加も見込める。

    第1四半期の受注は620億円、売上は700億円、営業利益は130億円、純利益は105億円を計画している。貿易摩擦の長期化や新型コロナの影響で、通期業績予想は示していないものの、好調を持続し過去最高益に迫ることが期待される。

株式情報更新 (4月25日)


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