注目銘柄

    決算 2020/4/24 16:18
    (6857) アドバンテスト 20年3月期営業利益は9.2%減の587億円
    アドバンテストの2020年3月期の営業利益は9.2%減の587億円となった。受注高は4.6%増の2878億円と過去最高受注高を達成。スマートフォンの基幹半導体であるアプリケーション・プロセッサやベースバンド・プロセッサを手掛ける大手半導体メーカー複数社が、5G向け次世代品の開発・量産準備を積極化したことで、スマートフォン用SoC向けの試験装置に対する需要が好調に推移。データセンター投資が回復に転じたことで、ロジック半導体を中心とするハイパフォーマンスコンピューティング向けのSoCテストシステムの受注が増加。年度後半にはメモリ・テストシステムに対する顧客の投資意欲も回復した。

    一方、利益は成長基盤強化に向け研究開発やサポート人員の強化を行い、販管費が増加したことが影響した。

    2021年3月期の4-6月の売上高は5.8%増の700億円、営業利益は14.2%減の130億円を計画する。これまでのところ半導体設備投資動向に大きな変調は見受けられないが、今後の世界経済の変化に伴って半導体市場や半導体製造装置市場がどのように推移していくかは現時点で予想しがたいとしている。

    アドバンテストの株価は205円安の4780円で推移している。

株式情報更新 (4月27日)


会員ログイン

パスワードを忘れてしまった場合

申込みがまだの方